変圧器の内部異常を検出する継電器
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月12日(日)実施) No.14の問題です。論点は「変電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
変電所に設置する油入変圧器の内部異常を検出するための継電器として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:2.過電圧継電器
解き方
- 油入変圧器の内部異常の検出には,電気的な保護として一次・二次の電流の差で内部短絡を検出する比率差動継電器(主保護)と過電流継電器(後備保護),機械的な保護として内部故障による急激な圧力上昇を検出する衝撃圧力継電器や,ガスの発生・油の流れを検出するブッフホルツ継電器,油温計などを用いる。
- 過電圧継電器は系統の電圧上昇を検出するもので,変圧器内部の短絡や絶縁破壊を検出することはできない。よって2が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。比率差動継電器は一次・二次の電流の差で変圧器内部の短絡などを検出する主保護である。
- 2.不適当。過電圧継電器は系統の電圧上昇を検出するもので,変圧器の内部異常の検出には用いない。
- 3.適当。衝撃圧力継電器は内部故障による急激な圧力上昇を検出する。
- 4.適当。過電流継電器は後備保護として用いる。
引っかけ:変圧器の保護=比率差動(電気),ブッフホルツ・衝撃圧力(機械)。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.6電力用コンデンサ
令和8年度 前期 No.12変圧器の冷却方式(送油風冷式)
令和7年度 後期 No.4変圧器の並行運転の負荷分担
令和7年度 後期 No.6変電所の役割
令和7年度 後期 No.12変電所の母線結線方式
論点ページ:変電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月12日(日)実施) No.14。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する