分岐幹線の許容電流(解釈)
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度 前期(2022年6月12日(日)実施) No.23の問題です。論点は「構内配電・屋内配線」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
図に示す定格電流100Aの過電流遮断器で保護された低圧屋内幹線との分岐点から,分岐幹線の長さが8mの箇所に過電流遮断器を設ける場合,分岐幹線の許容電流の最小値として,「電気設備の技術基準とその解釈」上,正しいものはどれか。

解答欄
正解
正解:1.35A
解き方
- 低圧屋内幹線から分岐する分岐幹線には,原則として分岐点に過電流遮断器を設ける。ただし電気設備の技術基準の解釈では,分岐幹線の許容電流が一定以上なら,分岐点から離れた箇所に過電流遮断器を設けることができる。
- 分岐点から過電流遮断器までの長さが3m以下なら制限なし,3mを超え8m以下なら分岐幹線の許容電流を幹線を保護する過電流遮断器の定格電流の35%以上,8mを超える場合は55%以上とする。
- この問題は長さ8mなので35%以上が条件となり,100A×0.35 = 35A が最小値である。分岐点から遮断器までの短い区間は保護されないので,電線を太くして短絡や過負荷に耐えさせる考え方である。
選択肢ごとの解説
- 1.正しい。長さ8m以下なので,100Aの35%の35Aが最小値である。
- 2.誤り。45Aは定められた割合(35%・55%)のどちらにも当たらない。
- 3.誤り。55Aは長さが8mを超える場合の値である。
- 4.誤り。65Aは定められた割合に当たらない。
引っかけ:3m以下は制限なし,8m以下は35%以上,8m超は55%以上。「8m」はちょうど境目で,「以下」に入るので35%。
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論点ページ:構内配電・屋内配線の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度 前期(2022年6月12日(日)実施) No.23。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する