無効電力の調整機器
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度 前期(2022年6月12日(日)実施) No.15の問題です。論点は「変電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
変電設備において,無効電力の調整を行うための機器として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.中性点接地装置
解き方
- 無効電力の調整には,分路リアクトル(軽負荷時の進み無効電力を吸収),電力用コンデンサ(遅れ無効電力を補償),同期調相機(界磁の強弱で進み・遅れを連続調整),静止形無効電力補償装置(SVC)などを用いる。これらを調相設備という。
- 中性点接地装置は,系統の中性点を抵抗やリアクトルを通して接地し,地絡時の異常電圧の抑制や保護継電器の確実な動作を図る装置で,無効電力の調整には用いない。よって4が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。分路リアクトルで進みの無効電力を吸収し,電圧上昇を抑える。
- 2.適当。電力用コンデンサで遅れの無効電力を補償する。
- 3.適当。同期調相機で無効電力を連続的に調整する。
- 4.不適当。中性点接地装置は地絡時のための装置で,無効電力の調整には用いない。
引っかけ:調相設備は「コンデンサ・リアクトル・調相機・SVC」。中性点接地の目的は「異常電圧の抑制・継電器の動作」。
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論点ページ:変電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度 前期(2022年6月12日(日)実施) No.15。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する