電圧・無効電力の調整機器
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.9の問題です。論点は「変電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
変電設備において,電圧もしくは無効電力の調整を行うための機器として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:2.放電クランプ
解き方
- 変電設備で電圧や無効電力を調整する機器には,負荷時タップ切換変圧器,電力用コンデンサ,分路リアクトル,同期調相機,静止形無効電力補償装置(SVC)などがある。
- 電力用コンデンサは遅れの無効電力を補償して電圧を上げ,分路リアクトルは軽負荷時の進みの無効電力を吸収して電圧上昇を抑える。同期調相機は無負荷の同期電動機で,界磁の強弱で進み・遅れの両方を連続的に調整できる。
- 放電クランプは架空配電線の雷によるフラッシオーバ後の続流で電線が溶断するのを防ぐもので,電圧の調整には関係しない。よって2が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。負荷をかけたままタップを切り換えて電圧を調整する。
- 2.不適当。放電クランプは架空配電線の雷害対策の器具で,電圧・無効電力の調整には用いない。
- 3.適当。分路リアクトルは進みの無効電力を吸収して電圧上昇を抑える。
- 4.適当。同期調相機は励磁を変えて進み・遅れの無効電力を連続的に調整する。
引っかけ:調相設備は「コンデンサ・リアクトル・調相機・SVC」。放電クランプ・アークホーンは雷害対策。
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論点ページ:変電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月14日(日)実施) No.9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する