令和元年度 後期 No.27論点:構内配電・屋内配線重要度 A配点 1点未着手

地絡時の外箱の対地電圧

これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度 後期(2019年11月10日(日)実施) No.27の問題です。論点は「構内配電・屋内配線」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

図に示す回路において,電気機器に完全地絡が生じたとき,その金属製外箱に生じる対地電圧〔V〕として,適当なものはどれか。

ただし,電線の抵抗など,表示なき抵抗は無視するものとする。

二次電圧100Vの変圧器の低圧側の一線にB種接地工事(15Ω)が施され,電気機器の金属製外箱にD種接地工事(45Ω)が施されている。電気機器の内部で金属製外箱への完全地絡が生じている。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:3.75V

解き方

  1. 地絡電流は,B種接地抵抗15ΩとD種接地抵抗45Ωを直列に通って流れるので,I=100÷(15+45)≒1.67A である。
  2. 外箱の対地電圧はD種接地抵抗の電圧降下で,100×45/(15+45)=75V となる(選択肢3)。
  3. 地絡電流は大地を通って電源変圧器の低圧側のB種接地から戻るので,B種とD種の接地抵抗の直列回路に100Vが加わり,電圧は抵抗の比で分かれる。

選択肢ごとの解説

  1. 1.誤り。B種接地抵抗の電圧降下(100×15/60)である。
  2. 2.誤り。50Vは100Vを2等分した値で,接地抵抗の比(15:45)で分圧していない。
  3. 3.正しい。100×45/60=75Vである。
  4. 4.誤り。接地抵抗による分圧を考えていない値である。
引っかけ:外箱の電圧を下げるには,D種接地抵抗を小さくするか,漏電遮断器で速やかに遮断する。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度 後期(2019年11月10日(日)実施) No.27。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する