電力系統の連系の利点と課題
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月12日(日)実施) No.17の問題です。論点は「電力系統」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
一般送配電事業者間で電力系統を連系したときの記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.系統のインピーダンスが小さくなることにより,短絡容量が減少し遮断器の遮断器容量が低減できる。
解き方
- 系統を連系すると,並列の電源が増えて系統のインピーダンスが小さくなり,短絡容量は増加する。そのため遮断器の遮断容量を大きくする必要がある。
- 「短絡容量が減少し遮断容量が低減できる」とした選択肢1が最も不適当。
- 連系により系統の規模が大きくなると,1か所の事故が広い範囲に波及するおそれもある。
選択肢ごとの解説
- 1.最も不適当。連系すると短絡容量は増加する。
- 2.適当。系統が大きくなると電圧・無効電力・周波数の制御が複雑になる。
- 3.適当。想定外の需要増加時にも余剰のある地域から電力を融通でき,各社が個別に持つ供給予備力を節減できる。
- 4.適当。広域運用で設備の節減や運転コストの低減ができる。
引っかけ:連系の短所:短絡容量の増大,事故の波及。長所:予備力の節減,広域運用による経済性の向上。
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論点ページ:電力系統の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月12日(日)実施) No.17。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する