令和7年度 No.6論点:電力系統重要度 A配点 1点未着手

力率改善に必要な進相コンデンサ容量

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月13日(日)実施) No.6の問題です。論点は「電力系統」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

図に示すように有効電力Pが1,200kW,力率cosθ₁が0.6の三相負荷がある。この負荷に並列に進相コンデンサを接続したところ,力率cosθ₂は0.8に改善された。このときの進相コンデンサの容量Qの値〔kvar〕として,正しいものはどれか。

電力のベクトル図。有効電力P,改善前の力率角θ₁と改善後の力率角θ₂,進相コンデンサの容量Qが示されている。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:3.700kvar

解き方

  1. 改善前の無効電力は 1,200 × 0.8 / 0.6 = 1,600kvar,改善後は 1,200 × 0.6 / 0.8 = 900kvar である。
  2. コンデンサ容量は Q = 1,600 − 900 = 700kvar となる。よって選択肢3が正しい。

選択肢ごとの解説

  1. 1.誤り。240kvarは有効電力に力率の差(0.8 − 0.6)を掛けた値で,tanθの差を使っていない。
  2. 2.誤り。480kvarでは無効電力が 1,600 − 480 = 1,120kvar となり,力率は 1,200 / √(1,200² + 1,120²) ≒ 0.73 にしかならない。
  3. 3.正しい。1,600 − 900 = 700kvar。
  4. 4.誤り。900kvarは改善後の無効電力である。
引っかけ:Q = P(tanθ₁ − tanθ₂) = 1,200 × (4/3 − 3/4)。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月13日(日)実施) No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する