電力系統保護の基本的な考え方
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月14日(日)実施) No.16の問題です。論点は「電力系統」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
電力系統保護の基本的な考え方として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:2.隣り合った保護区間は保護範囲が重ならないようにして,事故を検出する。
解き方
- 電力系統の保護では,保護されない区間(死角)ができないように,隣り合った保護区間の保護範囲を重ね合わせる(オーバーラップさせる)。
- 「保護範囲が重ならないようにする」とした選択肢2が最も不適当。
- 後備保護は,主保護が動作しなかったときに時限をおいて動作し,主保護より広い範囲を遮断して事故を除去する。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。遮断区間を必要最小限にして停電範囲を局限化する。
- 2.最も不適当。隣り合う保護区間は保護範囲を重ねて死角をなくす。
- 3.適当。基幹系統などでは保護継電器を多重化(二系列化)し,一方が故障しても事故を除去できるようにする。
- 4.適当。主保護が不動作の場合に備えて後備保護を設ける。
引っかけ:保護範囲は「重ねる」。重ねないと境目で事故を検出できない。
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→令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月14日(日)実施) No.16。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する