抵抗に発生する熱量(ジュール熱)
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.1の問題です。論点は「電気理論」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
2Ωの抵抗に10Vの電圧を1分間加えたとき,この抵抗に発生する熱量として,正しいものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.3,000J
解き方
- 抵抗で消費される電力は P = V² / R = 10² / 2 = 50W である。電流から求めても I = V / R = 5A,P = I²R = 5² × 2 = 50W と同じになる。
- 熱量は電力×時間で,W = P × t = 50 × 60 = 3,000J となる。よって選択肢4が正しい。
選択肢ごとの解説
- 1.誤り。20Jは電圧と抵抗を掛けた値(10 × 2)で,電力の式(V²/R)にも時間にも合わない。
- 2.誤り。50Jは1秒間の熱量(電力50W×1s)で,1分間(60s)を考慮していない。
- 3.誤り。1,200Jは電力を V × R(10 × 2 = 20W)と誤って60sを掛けた値である。
- 4.正しい。50W × 60s = 3,000J である。
引っかけ:ジュール熱は W = I²Rt = V²t/R〔J〕。時間の単位を秒に直すことを忘れやすい(1分=60秒)。1Wh=3,600Jも合わせて覚える。
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→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する