令和2年度 No.1論点:電気理論重要度 A配点 1点未着手

直列コンデンサの電荷

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.1の問題です。論点は「電気理論」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

図に示す回路において,コンデンサC₁に蓄えられる電荷〔μC〕として,正しいものはどれか。

電圧V=5Vの直流電源に,コンデンサC₁=40μFとC₂=60μFを直列に接続した回路。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:2.120μC

解き方

  1. コンデンサを直列に接続すると,どのコンデンサにも同じ大きさの電荷Qが蓄えられる。したがって,C₁の電荷は回路全体の電荷に等しい。
  2. 直列の合成静電容量はC=C₁C₂/(C₁+C₂)=40×60/(40+60)=24μF。
  3. 電荷はQ=CV=24×5=120μCとなり,2が正しい。検算として,C₁の電圧は120/40=3V,C₂の電圧は120/60=2Vで,合計が電源電圧5Vに一致する。

選択肢ごとの解説

  1. 1.誤り。C₁にかかる電圧は3Vなので,Q=40×3=120μCとなり,100μCにはならない。
  2. 2.正しい。Q=24μF×5V=120μCで,C₁・C₂のどちらにも同じ電荷が蓄えられる。
  3. 3.誤り。合成静電容量を和の100μF(並列接続の式)として計算した値である。
  4. 4.誤り。直列ではC₁の電荷が回路全体の電荷を超えることはなく,120μCより大きい値にはならない。
引っかけ:直列のコンデンサの電荷はすべて等しく,電圧は静電容量に反比例して分かれる(小さいC₁に大きい電圧)。合成容量は直列が「積/和」,並列が「和」で,抵抗の場合と逆になる。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する