平成29年度 No.1論点:電気理論重要度 A配点 1点未着手

平行板コンデンサの静電容量

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.1の問題です。論点は「電気理論」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

図に示す電極板の面積A=0.2m²の平行板コンデンサに,比誘電率εr=2の誘電体があるとき,このコンデンサの静電容量として,正しいものはどれか。

ただし,誘電体の厚さd=4mm,真空の誘電率はε₀〔F/m〕とし,コンデンサの端効果は無視するものとする。

平行板コンデンサの図。上下2枚の電極板(面積A)の間に比誘電率εrの誘電体が満たされ,電極板の間隔(誘電体の厚さ)がdで示されている。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:3.100ε₀〔F〕

解き方

  1. 平行板コンデンサの静電容量は,電極板の面積Aと誘電率ε=ε₀εrに比例し,電極板の間隔dに反比例する。式はC=ε₀εrA/d〔F〕である。
  2. 厚さd=4mmをm単位に直すと4×10⁻³mなので,C=ε₀×2×0.2/(4×10⁻³)=0.4/0.004×ε₀=100ε₀〔F〕となる。したがって3が正しい。

選択肢ごとの解説

  1. 1.誤り。2×0.2×4=1.6のように,間隔dで割るところを掛けた形の値である。Cはdに反比例する。
  2. 2.誤り。100ε₀にならない。比誘電率2を掛け,厚さを4×10⁻³mに直して計算し直すと100ε₀になる。
  3. 3.正しい。C=ε₀×2×0.2/0.004=100ε₀〔F〕である。
  4. 4.誤り。100ε₀より大きすぎる。厚さの単位換算(mm→m)を誤ると桁のずれた値になる。
引っかけ:厚さはmmで与えられているので,m(4×10⁻³m)に直してから計算する。Cは「面積と比誘電率に比例,間隔に反比例」で,式の形を確かめてから数値を入れる。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する