令和5年度 前期 No.39論点:その他の法令重要度 C配点 1点未着手

本工事で生じる建設副産物と産業廃棄物

これは2級造園施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月4日(日)実施) No.39の問題です。論点は「その他の法令」(重要度C・解答の形は4つの選択肢から当てはまるものを全て選ぶ形式)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

本工事において発生した次の建設副産物のうち,「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に規定する産業廃棄物に該当するものを全て選びなさい。

次の工事数量表及び工事に係る条件に基づく造園工事に関して,以下の問題37〜40について答えなさい。

〔工事に係る条件〕

・関東地方の公共施設跡地に計画された近隣公園において,上記の工事数量表に基づき,その一部区域の再整備工事を行うものである。

・ノシバの植栽を行う区域の一部は,表層部分(厚さ30cm)が植栽土壌として適さないため,敷地造成工において表層部分をすき取って,工事区域外に搬出する。

・ケヤキ,ウメは,園内の他の場所に移植するための根回しを行う。

・工期は,6月1日から翌年の1月31日までである。

〔工事数量表〕
工種種別細別規格単位数量備考
敷地造成工掘削工掘削―m³500運搬を含む
植栽工高木植栽工ソメイヨシノH(m) 4.0、C(m) 0.21、W(m) 1.8本20二脚鳥居型支柱(添木付き)マルチングを含む
植栽工地被類植栽工ノシバ36cm×28cm×10枚m²1,500目地張り(目土あり)
移植工根回し工ケヤキH(m) 7.0、C(m) 0.60、W(m) 4.0本3溝掘り式根回し
移植工根回し工ウメH(m) 2.0、C(m) 0.10、W(m) 1.0本2断根式根回し
樹木整姿工高中木整姿工ヤマボウシH(m) 3.5、C(m) 0.21、W(m) 1.8本10
樹木整姿工中木刈込工ベニカナメモチH(m) 2.5、C(m) ―、W(m) ―m50生垣植栽
公園施設等撤去・移設工公園施設撤去工公園施設撤去木製ベンチ基10

解答欄

当てはまるものを全て選んで「採点する」を押してください。正解の数は問題ごとに違います(1 つだけのこともあります)。選んだ組が正解の組とぴったり同じときに正解です。

正解

正解:(2) 木製ベンチの撤去に伴い生じた木くず / (3) 木製ベンチの基礎の撤去に伴い生じたコンクリート破片

この 2 つを全て選び、ほかは選ばないときに正解です。

解き方

  1. 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令第2条により,木くずは建設業に係るもの(工作物の新築,改築又は除去に伴って生じたもの)が産業廃棄物となり,工作物の除去に伴って生じたコンクリートの破片も産業廃棄物である。よって木製ベンチ(工作物)の撤去で生じた木くずとコンクリート破片は産業廃棄物に該当する。
  2. 樹木の剪定で生じた枝葉は工作物の新築・改築・除去に伴うものではないので,産業廃棄物の木くずに当たらず,一般廃棄物として扱われる。建設発生土は廃棄物ではなく,建設副産物のうち再生資源(資源有効利用促進法の指定副産物)である。よって該当するものは(2)(3)である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)該当しない。剪定に伴う枝葉は工作物の除去等に伴うものではなく,一般廃棄物として扱われる。
  2. (2)該当する。工作物(木製ベンチ)の除去に伴って生じた木くずは産業廃棄物である。
  3. (3)該当する。工作物の除去に伴って生じたコンクリートの破片は産業廃棄物である。
  4. (4)該当しない。建設発生土は廃棄物処理法の廃棄物ではない。
引っかけ:建設工事の木くずが産業廃棄物になるのは「工作物の新築・改築・除去に伴うもの」。剪定枝葉は一般廃棄物,建設発生土は廃棄物ではない。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月4日(日)実施) No.39。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する