土壌の性質(保水性・酸性化・腐植・吸湿水)
これは2級造園施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月4日(日)実施) No.2の問題です。論点は「土壌・肥料」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
土壌に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 市街地では,コンクリートの構造物の影響や舗装による土壌の乾燥の影響などにより,一般に土壌が酸性化する傾向がある。
解き方
- 市街地の土壌は,コンクリート構造物やコンクリート片などから溶け出すカルシウム分の影響で,一般にアルカリ性に傾く傾向がある。よって(2)が適当でない。
- 粒径の大きい砂や礫が多い土壌は孔隙が大きく水が抜けやすいので保水性が悪い。腐植は緩衝能が大きく,pHの急変を和らげる。吸湿水は土壌粒子に強く吸着されており,植物は吸収できない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。粗い粒子が多い土壌ほど大きな孔隙が多く,保水性が悪くなる。
- (2)適当でない。市街地の土壌はコンクリートの影響で一般にアルカリ化する傾向がある。
- (3)適当。腐植は緩衝能が大きく,土壌pHの急激な変化を和らげる。
- (4)適当。吸湿水は土壌粒子と強く結びついているため,植物は利用できない。
引っかけ:市街地の土壌は「酸性」ではなく「アルカリ性」に傾く。コンクリートの石灰分が原因である。
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論点ページ:土壌・肥料の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月4日(日)実施) No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する