土壌(透水性・保水性・土壌水分・酸性化)
これは2級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月21日(日)実施) No.2の問題です。論点は「土壌・肥料」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
土壌に関する記述のうち,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 土壌水分のうち,吸湿水は土の粒子との結びつきが強いため,植物は利用することができない。
解き方
- 土壌水分のうち吸湿水は,土の粒子の表面に強く吸着されているため,植物は吸収できない。よって(3)が適当である。
- 粘土分が多いと保水性はよいが透水性は悪い。団粒構造が発達した土壌は,団粒の間の大きな孔隙で透水性・通気性がよく,団粒内の小さな孔隙で保水性もよい。降水量の多いわが国では塩基が溶脱し,土壌は酸性になりやすい。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。粘土分が多い土壌は保水性はよいが,透水性は悪い。
- (2)適当でない。団粒構造が発達した土壌は透水性と保水性がともによい。
- (3)適当。吸湿水は土粒子に強く吸着されており,植物は利用できない。
- (4)適当でない。雨が多いと塩基が流亡し,土壌は酸性になりやすい。
引っかけ:植物が利用できる水は毛管水(有効水分)。吸湿水と重力水は利用しにくい。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.2土壌の性質(粒径・有機物・水分・色)
令和8年度 前期 No.3土壌改良材(黒曜石パーライト・バーク堆肥)
令和8年度 前期 No.4肥料の三要素(葉肥・実肥・根肥)
令和7年度 後期 No.2土壌の性質(三相分布・pH・硬さ)
令和7年度 後期 No.3腐植の働き(正誤の組合せ)
論点ページ:土壌・肥料の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年11月21日(日)実施) No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する