土壌pH(酸性土壌とその改良)
これは2級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月6日(日)実施) No.2の問題です。論点は「土壌・肥料」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
土壌pHに関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 酸性の強い土壌は,一般にピートモスなどを混合し,植栽土壌としてpHを改良する。
解き方
- ピートモスは水ごけ類が堆積・分解したもので,一般にpH3〜4程度の強い酸性を示す。酸性の強い土壌にピートモスを混ぜると,かえって酸性が強まる。
- 酸性土壌は,一般に苦土石灰などの石灰質資材を施してpHを改良する。よって(3)が適当でない。
- 降水量の多い日本ではカルシウム・マグネシウムなどの塩基が流されやすく酸性土壌になりやすい。植物の生育には一般に中性〜弱酸性が適し,腐植の多い土壌は緩衝作用によりpHの急激な変化を和らげる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。雨で塩基が溶脱するため,日本の土壌は酸性になりやすい。
- (2)適当。多くの植物は中性ないし弱酸性の土壌でよく生育する。
- (3)適当でない。ピートモスは酸性の資材であり,酸性土壌の改良には石灰質資材を用いる。
- (4)適当。腐植は緩衝作用が大きく,土壌pHの急激な変化を和らげる。
引っかけ:ピートモスは保水性・保肥性の改良材だが酸性である。酸性土壌の矯正は石灰。
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論点ページ:土壌・肥料の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月6日(日)実施) No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する