土壌の性質(土壌水分・土壌空気・固相率・腐植)
これは2級造園施工管理技士 第一次検定 平成30年度 後期(2018年11月18日(日)実施) No.2の問題です。論点は「土壌・肥料」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
土壌に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 植物が最も吸収利用しやすい土壌水分は,吸湿水である。
解き方
- 土壌水分のうち、植物が最も吸収利用しやすいのは毛管水である。吸湿水は土の粒子の表面に強く吸着されている水で、植物はほとんど利用できない。よって(1)が適当でない。
- 土壌空気は根や土壌微生物の呼吸によって二酸化炭素が多く、酸素が少ない。踏圧を受けると孔隙が押しつぶされて固相率が高くなる。落葉などの有機物は土壌微生物に分解されて腐植になる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。植物が最も利用しやすいのは毛管水であり、吸湿水はほとんど利用できない。
- (2)適当。土壌空気は根や微生物の呼吸により、大気より二酸化炭素濃度が高い。
- (3)適当。踏圧により孔隙が減り、固相率が高くなる。
- (4)適当。有機物は土壌微生物などの働きにより分解されて腐植になる。
引っかけ:土壌水分は重力水(すぐ流れ去る)・毛管水(植物が利用する)・吸湿水(利用できない)の3つで覚える。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.2土壌の性質(粒径・有機物・水分・色)
令和8年度 前期 No.3土壌改良材(黒曜石パーライト・バーク堆肥)
令和8年度 前期 No.4肥料の三要素(葉肥・実肥・根肥)
令和7年度 後期 No.2土壌の性質(三相分布・pH・硬さ)
令和7年度 後期 No.3腐植の働き(正誤の組合せ)
論点ページ:土壌・肥料の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 平成30年度 後期(2018年11月18日(日)実施) No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する