土壌の性質(土壌空気・土壌水分・硬さ・酸性化)
これは2級造園施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月3日(日)実施) No.2の問題です。論点は「土壌・肥料」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
土壌に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 土壌空気は,大気に比べて,一般に酸素の濃度が高い。
解き方
- 土壌空気は、根の呼吸や土壌微生物の活動で酸素が消費され二酸化炭素が放出されるため、大気に比べて酸素の濃度が低く、二酸化炭素の濃度が高い。よって(1)が適当でない。
- 植物が容易に吸収利用できる水は、土粒子のすき間に毛管力で保持される毛管水である。長谷川式土壌貫入計の測定値(S値、cm/drop)は1回の落下で貫入する深さなので、値が小さいほど土は硬い。雨の多いわが国では塩基(カルシウム・マグネシウムなど)が溶脱し、土壌は酸性になりやすい。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。土壌空気は大気に比べて酸素の濃度が低く、二酸化炭素の濃度が高い。
- (2)適当。植物が容易に吸収利用できるのは毛管水である。
- (3)適当。長谷川式土壌貫入計のS値は1回の打撃で貫入する深さであり、値が小さいほど硬い。
- (4)適当。雨が多いと塩基が溶脱し、土壌は酸性になりやすい。
引っかけ:長谷川式土壌貫入計のS値は「1回で何cm入るか」なので、小さいほど硬い。S値1.0cm/drop未満は硬すぎて根の伸長が難しい(不良)とされる。
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論点ページ:土壌・肥料の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月3日(日)実施) No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する