ネットワーク式工程表のバーチャートと比べた利点と欠点
これは1級造園施工管理技士 第二次検定 令和5年度(2023年12月3日(日)実施) 問題3 設問(3)の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
(3) 工程管理に用いる工程図表について、ネットワーク式工程表を横線式工程表のバーチャートと比較した場合、ネットワーク式工程表の利点を2つ、欠点を1つ、具体的に記述しなさい。
【問題3】工程管理に関して、以下の設問(1)〜(3)について答えなさい。
解答欄
正解
作業どうしの前後関係(どの作業が終わると次の作業に着手できるか)が明確に分かる。
40 字クリティカルパスが分かり、工期を左右する作業を重点的に管理できる。
各作業の余裕日数(フロート)が分かり、人員・機械の配分や調整に使える。
ある作業が遅れたときに、後の作業や全体の工期への影響をすぐに把握できる。
クリティカルパスが分かり、工期を左右する作業を重点的に管理できる。
33 字作業どうしの前後関係(どの作業が終わると次の作業に着手できるか)が明確に分かる。
各作業の余裕日数(フロート)が分かり、人員・機械の配分や調整に使える。
ある作業が遅れたときに、後の作業や全体の工期への影響をすぐに把握できる。
作成に手間と専門的な知識を要し、作業数が多いと図が複雑になって全体が分かりにくい。
41 字各作業の進み具合(出来高・進捗率)は、バーチャートほど一目では分からない。
作業の追加や順序の変更があると、工程表の書き直しや計算のやり直しに手間がかかる。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- バーチャート(横線式工程表)は、縦に作業名、横に日数をとって各作業の開始・終了と所要日数を横線で示すもので、作成が簡単で各作業の日程が一目で分かるが、作業間の関連や工期を支配する作業がはっきりしない。
- ネットワーク式工程表は、作業を矢線、作業の開始・終了を結合点で表し、作業の前後関係を示す。最早・最遅の時刻を計算して、クリティカルパスと各作業のフロート(余裕日数)が求められるので、重点管理や遅れの影響の把握、人員・機械の配分の調整ができる。
- 一方、作成には作業の関係の整理と計算が必要で手間がかかり、作業数が多いと図が複雑になる。各作業の進捗率(出来高)はバーチャートやグラフ式ほど直観的には分からない。
同じ論点の過去問
令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第二次検定 令和5年度(2023年12月3日(日)実施) 問題3 設問(3)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する