工期・建設費曲線(直接費・間接費・特急点・標準点・最適工期)
これは1級造園施工管理技士 第二次検定 令和2年度(2020年12月6日(日)実施) 問題3 設問(2)の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 6 手順・引っかけの指摘が読めます。
(2) 下図は、一般的な工期・建設費曲線を示したものである。[A]〜[E]に当てはまる語句を記述しなさい。
【問題3】工程管理に関する以下の設問(1)〜(4)について答えなさい。
![一般的な工期・建設費曲線。縦軸は費用、横軸は工期(右へ長くなる)。右下がりの曲線[A]、右上がりの直線[B]、その和の総建設費(A+B)の下に凸の曲線がある。[A]の曲線の左端(これ以上短縮不可能な工期の位置)の×印を[C]、右端(標準時間の位置)の×印を[D]が指す。総建設費の曲線が最も低くなる×印から下ろした破線が横軸と交わる位置が[E]。横軸の左の破線の位置に「これ以上短縮不可能な工期」、右端の破線の位置に「標準時間」と書かれている。](/zouen-1-2ji/fig/z1s2020-3-3.png)
解答欄
正解
| [A] | 直接費 |
|---|---|
| [B] | 間接費 |
| [C] | 特急点(クラッシュポイント・特急点(クラッシュポイント) も正解) |
| [D] | 標準点(ノーマルポイント・標準点(ノーマルポイント) も正解) |
| [E] | 最適工期(経済的工期・最適工期(経済的工期) も正解) |
解き方
- A:直接費(材料費・労務費・機械費など)は、工期を短くするほど残業・増員・機械の増加などで増え、工期を延ばすほど減るので、右下がりの曲線になる。
- B:間接費(現場管理費・共通仮設費など)は、工期に比例して増えるので、右上がりの直線になる。
- C:直接費曲線の左端で、これ以上短縮できない工期(特急時間)とそのときの直接費を表す点を特急点(クラッシュポイント)という。
- D:直接費曲線の右端で、直接費が最小になる工期(標準時間)とそのときの直接費を表す点を標準点(ノーマルポイント)という。
- E:総建設費(直接費+間接費)が最小になる工期を最適工期(経済的工期)という。
- C・Dの点の縦軸の値(その工期での直接費)は、それぞれ特急費用(クラッシュコスト)・標準費用(ノーマルコスト)と呼ぶ。図の[C][D]の矢印は直接費曲線上の×印(点)を指しているので、答えは点の名前の「特急点」「標準点」である。
引っかけ:右下がりが直接費、右上がりが間接費。直接費が最小になるのは標準点(標準時間)だが、総建設費が最小になるのは最適工期で、両者は一致しない。[C][D]は点の名前を問うている。「特急費用」「標準費用」はその点の費用(縦軸の値)の名前で、点の名前とは別のもの。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第二次検定 令和2年度(2020年12月6日(日)実施) 問題3 設問(2)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する