日本庭園(時代・様式と庭園名)
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年9月4日(日)実施) 問題A No.1の問題です。論点は「日本庭園・西洋庭園」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
日本庭園に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 室町時代には,石組を主体として,白砂やコケなどで自然景観を象徴的に表現する枯山水式庭園が作庭されるようになった。その様式による庭園の一つに,水前寺成趣園がある。
解き方
- (2)が適当でない。水前寺成趣園(熊本)は江戸時代に細川家が築いた池泉回遊式庭園であり,枯山水式庭園ではない。
- 室町時代の枯山水式庭園の例は龍安寺方丈庭園・大徳寺大仙院書院庭園などである。(1)の浄瑠璃寺庭園は平安時代の浄土式庭園,(3)の西本願寺大書院庭園(虎渓の庭)は安土桃山時代の豪壮な枯山水,(4)の桂離宮庭園は江戸時代初期の池泉回遊式庭園であり,いずれも正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。浄瑠璃寺庭園は九体阿弥陀堂の前に宝池を配した平安時代の浄土式庭園である。
- (2)適当でない。水前寺成趣園は江戸時代の池泉回遊式庭園であり,枯山水式庭園の例は龍安寺方丈庭園などである。
- (3)適当。西本願寺大書院庭園は巨石・色石を多用した安土桃山時代の庭園である。
- (4)適当。桂離宮庭園は江戸時代初期の池泉回遊式庭園の代表である。
引っかけ:時代と様式の説明はすべて正しく,庭園名だけが入れ替えられている。水前寺成趣園は東海道五十三次を模したともいわれる江戸の大名庭園と覚える。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年9月4日(日)実施) 問題A No.1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する