植生(遷移・代償植生・潜在自然植生)
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.6の問題です。論点は「造園植物」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
植生に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 代償植生とは,遷移の終局段階に見られる,その土地の環境条件下で種組成や構造が永続的に安定した植生をいう。
解き方
- (3)が適当でない。遷移の終局段階で種組成や構造が安定した植生は極相(クライマックス)である。代償植生は,伐採・草刈り・植林などの人為的な影響によって,本来の自然植生に代わって成立している植生(二次林・草地・植林地など)をいう。
- (1)は日本の一般的な乾性遷移の順序である。(2)の先駆植物は裸地に最初に侵入する植物で,貧栄養や乾燥に耐えるものが多い。(4)は潜在自然植生の定義のとおりである。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。裸地から一年生草本・多年生草本・陽樹林を経て陰樹林へと遷移する。
- (2)適当。先駆植物は遷移の初期に裸地へ侵入し,貧栄養な環境に耐えるものが多い。
- (3)適当でない。この説明は極相の説明であり,代償植生は人為的な影響で自然植生に代わって成立した植生である。
- (4)適当。潜在自然植生は人為的干渉が停止したときに成立すると推定される自然植生である。
引っかけ:「代償」は人の手が加わって自然植生の代わりに生じたもの,と字から覚える。終局の安定した植生は極相である。
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論点ページ:造園植物の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する