割引現在価値の説明
これは建設業経理士1級 財務諸表 第39回(2026年9月13日(日)実施) 第1問 問2(配点 10点)の問題です。論点は「資産の評価基準・取得原価」(重要度B・解答の形は記述(各問 200〜300 字以内、原稿用紙形式))。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
資産評価に関する次の問に解答しなさい。各問ともに指定した字数以内で記入すること。
問2 割引現在価値を説明しなさい。(250 字以内)
解答欄
正解
模範解答
割引現在価値とは、将来得られると見込まれる資産のキャッシュ・フローを、当該資産にふさわしい利子率(割引率)で現在時点の価値に割り戻した金額をいう。将来のキャッシュ・フローには、それを受け取るまでの期間に見合った貨幣の時間価値が含まれている。そのため、各期の金額をそのまま合計するのではなく、時間価値を除いて現在の価値に換算する必要がある。この評価額は、減損会計における使用価値の算定、退職給付債務や資産除去債務の測定、金融資産の評価に用いられ、資産が将来に資金を獲得する能力を反映した価額とされる。
249 字要点(書けていたものにチェック)
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。配点は要点の数で按分します。
解き方
- 定義:将来キャッシュ・フローを適切な割引率で現在時点まで割り引いた価額、と書く。
- 理由:将来キャッシュ・フローは貨幣の時間価値を含むので単純合計せず現在価値に換算する、と書く。
- 利用場面(減損会計の使用価値、退職給付債務、資産除去債務、金融資産)を挙げ、将来の資金獲得能力を反映した価額と結ぶ。
引っかけ:「割り引く」だけで終わらせず、なぜ割り引くか(貨幣の時間価値)とどこで使うかまで書く。利子率(割引率)の語を落とさない。
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論点ページ:資産の評価基準・取得原価の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→第39回の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士1級 財務諸表 第39回(2026年9月13日(日)実施) 第1問 問2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する