第39回 第1問 問1論点:資産の評価基準・取得原価重要度 B配点 10点未着手

原価基準と時価基準の違い

これは建設業経理士1級 財務諸表 第39回(2026年9月13日(日)実施) 第1問 問1(配点 10点)の問題です。論点は「資産の評価基準・取得原価」(重要度B・解答の形は記述(各問 200〜300 字以内、原稿用紙形式))。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。

資産評価に関する次の問に解答しなさい。各問ともに指定した字数以内で記入すること。

問1 資産評価基準としての原価基準を、時価基準との違いを明らかにすることによって説明しなさい。(250 字以内)

解答欄

0 / 250 字本試験は解答用紙のマス目に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は目安です。本試験と同じく、定義 → 理由や違い → 結論の順に書くと要点が入りやすくなります。

正解

模範解答

原価基準は取得原価を基礎として貸借対照表価額を決める考え方であり、時価基準は市場における資産の時価を基礎として貸借対照表価額を決める考え方である。時価基準は市場の評価を反映するため資産の現在の価値を表せるが、評価に主観が入りやすく、未実現の損益を計上してしまう欠点をもつ。これに対し原価基準は現在の価値を表せない反面、第三者との取引で実際に成立した検証可能な金額に基づくため、信頼性と客観性に優れる。わが国の企業会計はこの信頼性を重んじ、原価基準を原則的な評価基準としている。

238 字
要点(書けていたものにチェック)
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。配点は要点の数で按分します。

解き方

  1. 両者の定義を一文で対比する(取得原価に基づく/市場の時価に基づく)。
  2. 時価基準の長所(現在の価値)と短所(主観の介入・未実現損益)を書き、裏返しで原価基準の短所(現在の価値を示せない)と長所(検証可能な取引額に基づく信頼性・客観性)を書く。
  3. わが国では原価基準が原則である、と位置づけて締める。
引っかけ:設問の主題は原価基準なので、時価基準の説明で字数を使い切らず、原価基準の長所(検証可能性・客観性)を必ず書く。「未実現損益」「主観の介入」の語を落とさない。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した建設業経理士1級 財務諸表 第39回(2026年9月13日(日)実施) 第1問 問1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する