日照・日射・日影
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.2の問題です。論点は「環境工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
日照,日射及び日影に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 水平ルーバーは西日を遮るのに効果があり,縦ルーバーは夏季の南面の日射を防ぐのに効果がある。
解き方
- 太陽高度が高い南面の日射には,上から差す日射を遮る水平ルーバー(庇)が有効である。
- 太陽高度が低く横から差し込む東西面の日射(西日)には,縦ルーバーが有効である。(1) は水平と縦が逆であり不適当である。
- 北緯35度の南面の垂直壁面の可照時間は,春分・秋分が約12時間で最も長く,夏至は太陽が北寄りから昇り北寄りに沈むため約7時間と短くなる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。水平ルーバーは夏季の南面の日射を,縦ルーバーは西日を遮るのに効果がある。記述は逆である。
- (2)適当。夏至は日の出・日の入りの方位が北寄りとなるため,南面の可照時間は春分より短い。
- (3)適当。緯度が高いほど太陽高度が低く影が長くなるので,南北の隣棟間隔を大きくとる必要がある。
- (4)適当。建物の東西方向の幅が広いほど,長時間日影となる範囲(島日影など)が大きくなる。
引っかけ:南面は水平(庇),東西面は縦(たてルーバー)と覚える。
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論点ページ:環境工学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する