地球環境問題(温室効果ガス・冷媒)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年9月3日(日)実施) 問題A No.1の問題です。論点は「環境工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
地球環境問題に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) アンモニアは、オゾン層破壊係数が0の自然冷媒であるが、毒性や可燃性があり地球温暖化係数も大きい。
解き方
- アンモニアはオゾン層破壊係数(ODP)が0の自然冷媒であり、毒性と可燃性がある。
- 一方で地球温暖化係数(GWP)は0〜1程度ときわめて小さく、フロン系冷媒に比べて温暖化への影響はほとんどない。
- 「地球温暖化係数も大きい」とする(3)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。地球温暖化対策の推進に関する法律第2条第3項で、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、HFC、PFC、六ふっ化硫黄、三ふっ化窒素が温室効果ガスとして定義されている。
- (2)適当。HCFCはモントリオール議定書に基づき国内生産が2020年に全廃されたが、既存の機器での使用は禁止されていない。
- (3)適当でない。アンモニアの地球温暖化係数は0〜1程度ときわめて小さい。
- (4)適当。地表面からの赤外線放射の一部を水蒸気や二酸化炭素が吸収して再放射し、大気が一定の温度に保たれる現象が温室効果である。
引っかけ:自然冷媒(アンモニア・CO₂・水・炭化水素)はODPが0でGWPも小さい。アンモニアの弱点は毒性と可燃性である。
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→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年9月3日(日)実施) 問題A No.1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する