施工経験記述

重要度 A経験記述で出題過去問 10問

施工経験記述は、2級舗装施工管理技術者 応用試験の平成28年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録50問中10問・重要度A)。出題されるのは経験記述です。

要点:自分が経験した舗装工事について、工事の概要と、施工管理上の課題・現場で実施した対策(1級は結果も)を書く。

覚える要点

  • 工事概要は工事名(舗装工事であること)・発注者・工期・主な工種・施工量・立場を書き、課題・対策で取り上げる工種と数量・季節を工事内容と一致させる。施工量の欄は短いので主要工種の数量を簡潔に
  • 課題(78字以内)は「工事の条件(数値1〜2個)→なぜ問題になるか→○○管理上の課題」の1文にまとめ、工程・出来形・品質・安全のどれかを1つに絞って明示する
  • 対策(218字以内)は課題の原因に対応させ①②…と2〜4項目に分け、数値(温度、厚さ、回数、規格値、人数)と方法を書く。品質なら敷きならし110℃以上・初転圧110〜140℃・二次転圧70〜90℃・交通開放50℃以下、出来形なら丁張り・レベルで高さと厚さを測定、安全なら保安施設・誘導員・立入禁止
  • 2級は結果の欄がないので、対策の最後に確認方法(測定・検査で規格値を満たしたこと)まで書くと解決が伝わる
  • 字数は句読点・数字もマスに数え、はみ出した分は採点されない。「注意した」「徹底した」だけの一般論と、課題と対策の管理項目のずれが典型的な減点

勉強のしかた:問1は必須。自分の工事で品質・工程・安全(または出来形)の課題→対策を事前に3通り作り、マス目に合わせて78字・218字で書き写す練習をする。対策の数値は一般試験の温度・厚さ・規格値から取る。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、施工経験記述で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 問1:課題・対策はマス目の解答欄で、はみ出すと書き切れない(課題78字・対策218字)。課題の管理項目と対策の内容がずれる(出来形の課題に品質の対策を書く)、対策が「注意した」「徹底した」だけで具体的な方法・数値が無い、工事内容に書いた工種・数量と(4)の記述が合わない、が典型的な失点である。
  • 令和7年度 問1:課題・対策はマス目の解答欄で、はみ出すと書き切れない(課題78字・対策218字)。課題の管理項目と対策の内容がずれる(品質の課題に工程の対策を書く)、対策が「注意した」「徹底した」だけで具体的な方法・数値が無い、工事内容に書いた工種・数量と(4)の記述が合わない、が典型的な失点である。
  • 令和6年度 問1:課題と対策の管理項目が食い違うと減点されやすい。出来形管理は「形(高さ・厚さ・幅・平たん性)」、品質管理は「材料・締固めの品質」で、混同しない。字数は解答欄のマス(課題 78 字・対策 218 字)に収める。
  • 令和5年度 問1:課題が「品質管理」なのに対策に工程や安全の話を書くなど、課題と対策の管理項目が食い違うと減点されやすい。舗装工事以外(土工だけ、構造物だけ)の工事や、施工管理でない(設計・積算など)内容は不可。字数は 78 字・218 字のマス以内。
  • 令和4年度 問1:課題78字・対策218字を超えると減点される(マス目からはみ出す書き方はできない)。課題と対策の管理項目がずれる、対策が「注意した」「徹底した」だけで具体的な方法・数値が無い、が典型的な失点である。出来形と品質を混ぜて焦点がぼやけないよう、課題は1つに絞る。
  • 令和3年度 問1:課題78字・対策218字を1字でも超えると減点される。課題と対策の管理項目がずれる(課題は品質なのに対策が工程の話)、対策が「注意した」「徹底した」だけで具体的な方法・数値が無い、が典型的な失点である。工事名は舗装工事であること(舗装以外の工種だけの工事は不可)。

この論点の問題

出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。