平成29年度 問1論点:施工経験記述重要度 A未着手

施工経験記述(舗装工事)

これは2級舗装施工管理技術者 応用試験 平成29年度(2017年6月25日(日)実施) 問1の問題です。論点は「施工経験記述」(重要度A・解答の形は記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。

あなたが経験した舗装工事のうちから1つを選び、その工事について下記の(1)〜(4)の問に答えなさい。

(1) 舗装工事名:工事名を明確に記述しなさい。(例:県道○○線○○舗装工事)

(2) 工事内容:工事の発注者、工期、主な工種、施工量を記述しなさい。

(3) 工事現場における施工管理上のあなたの立場を明確に記述しなさい。

(4) その舗装工事の施工に当たって、①留意した施工管理上の課題を78文字以内で、②現場で実施した対策を218文字以内で、次の欄に簡潔に記述しなさい。

解答欄

0 / 35 字
0 / 15 字
0 / 20 字
0 / 15 字
0 / 15 字
0 / 35 字
0 / 78 字
0 / 218 字

ご自身が担当した工事について書きます。本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で記述例と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

経験記述は、受検者が自分の工事について書く問題です。記述例は書き方の参考として見てください。

正解

工事名の記述例

市道○○線舗装新設工事

11 字
別解

県道○○線舗装補修工事

町道○○線舗装打換え工事

発注者の記述例

○○市都市整備部

8 字
別解

○○県△△土木事務所

○○町建設課

工期( 年 月〜 年 月)の記述例

平成28年9月〜平成28年12月

16 字
別解

平成28年7月〜平成28年9月

平成28年10月〜平成28年12月

主な工種の記述例

路盤工、表層工

7 字
別解

切削オーバーレイ工

舗装打換え工

施工量の記述例

A=2,700m²

9 字
別解

A=3,800m²

A=1,200m²

施工管理上の立場の記述例

現場代理人

5 字
別解

工事主任

主任技術者

①課題の記述例

本工事は延長450mの市道の舗装新設で、既設の側溝や人孔との取付け箇所が多く、路盤と表層の厚さおよび仕上がり高さを規格値内に確保することが課題であった。

76 字
別解

本工事は夏期の夜間に大型車の多い県道で切削オーバーレイを行い、翌朝6時に交通開放するため、舗装温度が高いままの開放による初期わだち掘れの防止が課題であった。

本工事は小学校の通学路となっている町道の舗装打換えで、登下校時に児童が工事区間に隣接する歩道を通行するため、児童と重機の接触事故を防ぐことが課題であった。

②対策の記述例

①施工前に10m間隔と取付け箇所に丁張りを設け、計画高を明示した。②下層路盤は1層の仕上がり厚さを20cm以下とし、敷きならし後にレベルで高さを測定し、不足箇所を補正してから転圧した。③上層路盤の完了後に20m間隔で高さを測定し、表層厚さ5cmが確保できることを確認した。④人孔や側溝の周りは端部を人力で入念に仕上げ、舗設後はコアを採取して厚さを確認した。

178 字
別解

①舗設を午前3時までに終えられるよう、1夜の施工延長を200mとし、切削から舗設までの作業時間を管理した。②転圧終了後は舗装表面温度を30分ごとに測定し、50℃以下となったことを確認してから交通を開放した。③温度が下がりにくい日は、散水車で舗装表面に散水して冷却した。④初転圧と二次転圧の温度を温度計で確認しながら転圧し、コアを採取して締固め度が規格値を満たすことを確認した。

①工事区間と歩道の境界にA型バリケードと単管を設けて仕切り、幅1.5mの歩行者通路を確保した。②登校時の7時30分〜8時15分と下校時の14時30分〜16時は重機の稼働とダンプトラックの出入りを止めた。③通路の出入口に交通誘導警備員を1名ずつ配置し、児童を誘導させた。④学校と自治会に工程と通行方法を書面で事前に知らせ、毎朝の打合せで作業員にも周知した。

要点(書けていたものにチェック)工事名発注者工期( 年 月〜 年 月)主な工種施工量施工管理上の立場①課題②対策
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

記述例は当サイトが作成した架空の工事の例です。ご自身の工事にあてはめて書いてください。管理項目別の例文と書き方のポイント →

解き方

  1. 問1は必須問題で、自分が経験した舗装工事について、工事名、工事内容(発注者・工期・主な工種・施工量)、施工管理上の立場を書き、施工管理上の課題を78字以内、現場で実施した対策を218字以内で書く。字数は解答用紙のマス(句読点・数字・記号も1マス)で数える。
  2. 課題は「工事の条件(数値)→なぜ問題になるか→〜することが課題であった」の順に1つに絞って書く。対策は課題の原因に1対1で対応させ、品質管理なら舗装施工便覧の温度管理(敷きならし時110℃以上、初転圧110〜140℃、二次転圧70〜90℃、交通開放は舗装表面温度50℃以下)や締固め度、出来形管理なら丁張り・高さ・厚さの測定、工程管理なら工区分割・機械の増強・並行作業、安全管理なら道路工事保安施設の設置と重機の誘導などを数値で示す。
  3. 2級は結果(効果)を書く欄が無いので、対策の最後に確認の方法(測定・検査)まで書いておくと、課題が解決したことが伝わる。ここに示した3つの記述例は当サイトが作成した架空の工事で、実在の工事・発注者とは関係ない。
引っかけ:課題と対策の管理項目が食い違う答案(品質の課題に安全の対策を書くなど)、対策が「注意した」「徹底した」だけで数値や方法が無い答案は減点されやすい。工事概要の工種・施工量・工期と、記述の数量・季節が矛盾しないようにする。字数は句読点も1マスに数え、指定字数を超えない。

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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した2級舗装施工管理技術者 応用試験 平成29年度(2017年6月25日(日)実施) 問1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する