令和元年度 問1論点:施工経験記述重要度 A未着手

施工経験記述(舗装工事)

これは2級舗装施工管理技術者 応用試験 令和元年度(2019年6月23日(日)実施) 問1の問題です。論点は「施工経験記述」(重要度A・解答の形は記述)。採点すると、解き方 4 手順・引っかけの指摘が読めます。

あなたが経験した舗装工事のうちから1つを選び、その工事について下記の問に答えなさい。

(1) 工事名を解答欄に記述しなさい。(例:県道○○線○○舗装工事)

(2) 工事内容(工事の発注者、工期、主な工種、施工量)を解答欄に記述しなさい。

(3) 工事現場における施工管理上のあなたの立場を解答欄に記述しなさい。

(4) その舗装工事の施工に当たって、①留意した施工管理上の課題を78文字以内で、②現場で実施した対策を218字以内で、解答欄にそれぞれ収まるように記述しなさい。

解答欄

0 / 35 字
0 / 15 字
0 / 20 字
0 / 15 字
0 / 15 字
0 / 35 字
0 / 78 字
0 / 218 字

ご自身が担当した工事について書きます。本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で記述例と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

経験記述は、受検者が自分の工事について書く問題です。記述例は書き方の参考として見てください。

正解

工事名の記述例

令和5年度 県道○○線舗装補修工事(その2)

22 字
別解

令和6年度 市道○○線道路改良工事

令和5年度 市道○○線舗装打換え工事

発注者の記述例

○○県△△土木事務所

10 字
別解

○○市建設部道路課

○○市都市整備部

工期( 年 月〜 年 月)の記述例

令和5年9月〜令和5年12月

14 字
別解

令和6年4月〜令和6年8月

令和5年10月〜令和5年12月

主な工種の記述例

切削オーバーレイ工

9 字
別解

路床安定処理工、路盤工

舗装打換え工

施工量の記述例

切削・舗設 5,600m²

13 字
別解

路床安定処理 3,100m²

舗装打換え 1,800m²

施工管理上の立場の記述例

工事主任(施工管理担当)

12 字
別解

現場代理人

主任技術者

①課題の記述例

既設路面のわだち掘れが最大35mmあり、切削深さや舗設厚さがばらつきやすいため、舗装厚さと平たん性を規格値内に仕上げることが出来形管理上の課題であった。

76 字
別解

路床土の設計CBRが3未満と低く、セメント系固化材による路床安定処理を行うため、安定処理層の強度を全体に均一に確保することが品質管理上の課題であった。

通学路に指定された市道で昼間に舗装を打ち換えるため、登下校の児童など歩行者の通路を確保し、工事車両や重機との接触を防ぐことが安全管理上の課題であった。

②対策の記述例

①着工前に20m間隔で横断測量を行い、測点ごとに切削深さを計画して路面に明示した。②切削機は自動制御装置で左右の切削深さを管理し、切削後に10m間隔で深さを測って不足箇所を再切削した。③アスファルトフィニッシャはスキーによる自動レベリングで敷き均し、敷均し直後に検測棒で厚さを確認した。④舗設後は3mプロフィルメータで平たん性を測定し、標準偏差2.4mm以下であることを確認した。

190 字
別解

①着工前に現地の路床土で室内配合試験を行い、CBR20%以上が得られる添加量として固化材を1m³当たり80kgと定めた。②固化材は5m四方の枠ごとに所定の袋数を配置し、人力で均等に散布した。③スタビライザで処理深さ40cmを確認しながら2回混合し、施工の継目は20cm以上重ねて混合して、色むらのないことを確かめた。④混合後はタイヤローラで締め固め、7日養生後に現場CBR試験を行って所要の支持力を確認した。

①学校と協議して登校時間帯の7時から8時30分は作業を行わず、工事車両の出入りも止めた。②施工区間の歩道側に高さ1.2mの防護柵を設けて幅1.5mの仮歩道を確保し、夜間は保安灯を点灯した。③ダンプトラックの出入口に交通誘導警備員を2名配置し、歩行者を優先して誘導した。④下校時間帯は重機の後退作業を止め、作業半径内をカラーコーンで区画して立入りを禁止した。

要点(書けていたものにチェック)工事名発注者工期( 年 月〜 年 月)主な工種施工量施工管理上の立場①課題②対策
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

記述例は当サイトが作成した架空の工事の例です。ご自身の工事にあてはめて書いてください。管理項目別の例文と書き方のポイント →

解き方

  1. 問1は必須問題で、実際に携わった舗装工事について、工事名・工事内容(発注者・工期・主な工種・施工量)・施工管理上の立場を書き、施工管理上の課題を78字以内、現場で実施した対策を218字以内で書く。管理項目の指定は無いが、工程管理・出来形管理・品質管理・安全管理のどれの課題かを文中で明示すると採点者に伝わりやすい。
  2. 課題は「工事の状況(時期・数量・条件)→ なぜ問題になるか → ○○管理上の課題」の1文にまとめる。78字は短いので、状況は数値1〜2個に絞る。対策は課題の原因に対応させ、①②…と2〜4項目に分けて、数値(厚さ・回数・規格値・間隔・人数など)と方法を具体的に書く。
  3. 記述例の根拠:表層の平たん性は3mプロフィルメータで標準偏差2.4mm以下(国土交通省の土木工事施工管理基準の規格値の例)。路床安定処理はスタビライザで所定深さまで均一に混合し、安定処理した構築路床のCBRは設計上20%を上限とする(舗装設計施工指針)。
  4. ここに示した3つの記述例は当サイトが作成した架空の工事で、実在の工事・発注者とは関係ない。工事名・工期・工種・施工量は、課題・対策の内容(季節、夜間施工、面積など)と矛盾しないように書く。
引っかけ:課題と対策が対応していない答案、対策が「注意した」「徹底した」だけで数値や方法が無い答案は減点されやすい。課題に結果や対策を書き込んで字数を使い切らない。字数は句読点・数字・記号も1マスに数え、78字・218字を超えない(マスからはみ出した分は採点されない)。

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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した2級舗装施工管理技術者 応用試験 令和元年度(2019年6月23日(日)実施) 問1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する