令和7年度 問1論点:施工経験記述重要度 A未着手

施工経験記述(舗装工事)

これは2級舗装施工管理技術者 応用試験 令和7年度(2025年6月22日(日)実施) 問1の問題です。論点は「施工経験記述」(重要度A・解答の形は記述)。採点すると、解き方 4 手順・引っかけの指摘が読めます。

あなたが経験した舗装工事のうちから1つを選び、その工事について下記の問に答えなさい。

(1) 舗装工事名を解答欄に記入しなさい。(例:県道○○線○○舗装工事)

(2) 工事内容(工事の発注者、工期、主な工種、施工量)を解答欄に記入しなさい。

(3) 工事現場における施工管理上のあなたの立場を解答欄に記入しなさい。

(4) その舗装工事の施工に当たって、①留意した施工管理上の課題、②現場で実施した対策を、それぞれ解答欄に収まるように簡潔に記述しなさい。

解答欄

0 / 16 字
0 / 14 字
0 / 14 字
0 / 14 字
0 / 14 字
0 / 16 字
0 / 78 字
0 / 218 字

ご自身が担当した工事について書きます。本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で記述例と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

経験記述は、受検者が自分の工事について書く問題です。記述例は書き方の参考として見てください。

正解

工事名の記述例

県道○○線舗装補修工事

11 字
別解

国道○号舗装修繕工事

町道○○線舗装工事

発注者の記述例

○○県△△土木事務所

10 字
別解

国土交通省○○国道事務所

○○県△△町

工期の記述例

令和6年11月~令和7年3月

14 字
別解

令和6年9月~令和7年2月

令和6年6月~令和6年10月

主な工種の記述例

切削オーバーレイ工

9 字
別解

切削工、表層工

路盤工、表層工

施工量の記述例

表層 A=4,200m²

12 字
別解

切削OL A=9,600m²

As舗装 A=2,800m²

施工管理上の立場の記述例

現場代理人

5 字
別解

工事主任

主任技術者

①課題の記述例

12月から2月の寒冷期に切削オーバーレイを施工するため、運搬中と敷均し時の混合物の温度低下による締固め不足を防ぎ、所定の締固め度の確保が課題であった。

75 字
別解

交通量の多い国道で車線規制は夜間の8時間に限られ、切削オーバーレイ9,600m²を工期内に完了させるため、1夜当たりの施工量を確保することが課題であった。

通学路でもある町道で片側交互通行としながら路盤と表層を施工するため、通行車両や歩行者と重機・運搬車両との接触事故を防ぐことが課題であった。

②対策の記述例

①合材工場と協議し、混合物の出荷温度を通常より10℃高くした。②ダンプトラックの荷台を保温シートで二重に覆い、現場到着時に全車の温度を測定・記録した。③フィニッシャのスクリードを事前に十分加熱し、敷均し温度が110℃を下回らないよう1回の施工延長を短くした。④ローラをフィニッシャの直後に配置し、初転圧は110~140℃、二次転圧は70~90℃で終えた。⑤切り取ったコアで締固め度96%以上を確認した。

201 字
別解

①規制の設置から交通開放までの作業ごとに所要時間を算定し、1夜の施工量を400m²と決めた。②切削機を大型機に替え、ダンプトラックを増やして切削材の搬出待ちをなくした。③切削の直後に清掃・タックコート散布・舗設が続く流れ作業とした。④交通開放は舗装表面温度50℃以下を守り、散水で冷却を早めた。⑤工程表に雨天の予備日を設け、毎朝実績を記入して、遅れは翌夜以降に取り戻した。

①規制区間の両端に交通誘導警備員を配置し、無線で連絡を取り合って片側交互通行を誘導した。②歩行者通路を幅1.5m以上確保し、バリケードで作業帯と分離した。③登下校の時間帯は重機の移動とダンプトラックの出入りを止めた。④ローラ等には後退時の警報装置を付け、後退は誘導員の合図で行った。⑤毎朝のKY活動で当日の作業範囲と重機の動線を周知し、作業員に反射ベストを着用させた。

要点(書けていたものにチェック)工事名発注者工期主な工種施工量施工管理上の立場①課題②対策
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

記述例は当サイトが作成した架空の工事の例です。ご自身の工事にあてはめて書いてください。管理項目別の例文と書き方のポイント →

解き方

  1. (1)~(3)は実際に携わった舗装工事について、工事名・発注者・工期・主な工種・施工量・立場を書く。解答欄は1行(14~16マス程度)なので簡潔に書き、(4)で取り上げる工種と数量を入れて内容を一致させる。
  2. (4)は工程管理・出来形・品質管理・安全管理のうち1つに絞り、①現場の条件から導いた課題、②その課題に対して現場で実施した対策を対応させる。字数の指定は無いが、解答用紙のマスは課題78字・対策218字で、はみ出した分は書けない。
  3. 品質管理の例は舗装施工便覧の寒冷期施工と温度管理(敷均し110℃以上、初転圧110~140℃、二次転圧70~90℃)、工程管理の例は夜間施工の1夜の施工量と交通開放温度(舗装表面温度おおむね50℃以下)、安全管理の例は片側交互通行の交通誘導と重機の後退時の誘導を、数値とともに書いている。
  4. この記述例は当サイトが作成した架空の工事である。模範解答は品質管理、別解1は工程管理、別解2は安全管理の例で、工事名から対策までの各欄で同じ順番に並べてある。
引っかけ:課題・対策はマス目の解答欄で、はみ出すと書き切れない(課題78字・対策218字)。課題の管理項目と対策の内容がずれる(品質の課題に工程の対策を書く)、対策が「注意した」「徹底した」だけで具体的な方法・数値が無い、工事内容に書いた工種・数量と(4)の記述が合わない、が典型的な失点である。

同じ論点の過去問

令和7年度の前後の問題

2級舗装施工管理技術者 応用試験 過去問一覧(回別・論点別)

出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した2級舗装施工管理技術者 応用試験 令和7年度(2025年6月22日(日)実施) 問1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する