舗装の設計(CO2排出抑制・設計CBR・塑性変形輪数・凍上抑制層・修繕設計)
これは2級舗装施工管理技術者 応用試験 令和8年度(2026年6月28日(日)実施) 問2の問題です。論点は「舗装の設計」(重要度B・解答の形は穴埋め)。採点すると、解き方 5 手順・引っかけの指摘が読めます。
舗装の設計に関する次の文章の①〜⑤に当てはまる適当な語句や数値を、下記の〔語句または数値〕から選び、解答欄に記入しなさい。
〔語句または数値〕
① 騒音低減技術 中温化技術 遮熱技術
② 3 4 5
③ 疲労破壊輪数 塑性変形輪数 平坦性
④ 排水抑制 凍上抑制 凍結抑制
⑤ 構造設計 土圧設計 防水設計
(1) アスファルト舗装工事におけるCO2排出抑制が期待できる技術の1つとして、[①]があげられる。
(2) 区間のCBRが3.5の場合、設計CBRは[②]である。
(3) [③]は、表層の温度を60℃とし、路面に49kNの輪荷重を繰り返し加えた場合に当該舗装路面が下方に1mm変位するまでに要する回数として定める。
(4) 路床土の凍結融解の影響による破損を防ぐために設ける層のことを[④]層と呼ぶ。
(5) 舗装の修繕設計には、新設時の舗装の設計と同様に路面設計と[⑤]がある。
解答欄
正解
| ① | 中温化技術 |
|---|---|
| ② | 3 |
| ③ | 塑性変形輪数 |
| ④ | 凍上抑制 |
| ⑤ | 構造設計 |
解き方
- (1) 中温化技術は、添加剤などでアスファルト混合物の製造・施工温度を通常より30℃程度下げる技術で、プラントの燃料消費が減りCO2排出を抑制できる。騒音低減技術・遮熱技術は路面の機能を高める技術で、CO2排出抑制を目的とするものではない。
- (2) 舗装設計便覧では、区間のCBRから設計CBRを定める表で、区間のCBRが3以上4未満の場合の設計CBRは3とする(2以上3未満→2、4以上6未満→4、6以上8未満→6…)。3.5は四捨五入せず、表の区分により3となる。
- (3) 舗装の構造に関する技術基準では、塑性変形輪数は、表層の温度を60℃とし、舗装路面に49kNの輪荷重を繰り返し加えた場合に、当該舗装路面が下方に1mm変位するまでに要する回数と定めている。疲労破壊輪数は同じ49kNの輪荷重で疲労破壊によるひび割れが生じるまでの回数、平坦性は3mプロフィルメータで測った凹凸の標準偏差である。
- (4) 寒冷地で路床土の凍結融解による破損(凍上・融解期の支持力低下)を防ぐため、凍結深さから求めた置換え深さに対して、凍上の生じにくい材料で設ける層を凍上抑制層という。
- (5) 舗装の修繕設計は、新設時と同様に、路面の機能(すべり・騒音・平たん性など)を回復する路面設計と、所要の舗装厚・構造を決める構造設計からなる。
引っかけ:②の3.5は四捨五入で4にしない。設計CBRは区間のCBRを表の区分で切り下げた値(2・3・4・6・8・12・20)とする。
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論点ページ:舗装の設計の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した2級舗装施工管理技術者 応用試験 令和8年度(2026年6月28日(日)実施) 問2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する