資源有効利用促進法(再生資源利用計画)
これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和4年度(2022年6月26日(日)実施) 問59の問題です。論点は「廃棄物・リサイクル関係法」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 4 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。この問題は、本試験の問題を2026年9月時点の法令・基準に照らして一部改訂したものです。
「資源の有効な利用の促進に関する法律」の内容に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 建設工事事業者は、重量が二百トン以上の砕石を搬入する建設工事を施工する場合は、あらかじめ再生資源利用計画を作成しなければならない。
解き方
- (1) が誤り。再生資源利用計画をあらかじめ作成するのは、体積500m³以上の土砂、重量500トン以上の砕石、重量200トン以上の加熱アスファルト混合物を搬入する建設工事である(建設業に属する事業を行う者の再生資源の利用に関する判断の基準となるべき事項を定める省令 第9条第1項)。砕石は500トン以上で、200トン以上は加熱アスファルト混合物の基準である。
- (2) 再生資源とは、使用済物品等又は副産物のうち有用なものであって、原材料として利用することができるもの又はその可能性のあるものをいう(法第2条第4項)。
- (3) 元請建設工事事業者等は、再生資源利用計画とその実施状況の記録を、建設工事の完成後5年間保存する(省令第9条第7項)。2023年1月1日施行の改正前は「建設工事事業者は…完成後1年間保存」だった。
- (4) 建設業の再生資源は、土砂、コンクリートの塊、アスファルト・コンクリートの塊である(資源の有効な利用の促進に関する法律施行令 別表第二)。
選択肢ごとの解説
- (1)誤り。砕石は重量500トン以上で再生資源利用計画を作成する(200トン以上は加熱アスファルト混合物)。
- (2)正しい。法第2条第4項の「再生資源」の定義どおりである。
- (3)正しい。計画と実施状況の記録は完成後5年間保存する(2023年1月の改正前は1年間)。
- (4)正しい。建設業の再生資源は土砂、コンクリートの塊、アスファルト・コンクリートの塊である(施行令 別表第二)。
問題改訂の内容
本試験の (3) は「建設工事事業者は、再生資源利用計画及びその実施状況の記録について、当該建設工事の完成後一年間保存するものとする。」で、出題時の省令どおりの正しい記述だった。2023年1月1日施行の改正(令和4年国土交通省令第65号)で、保存するのは元請建設工事事業者等、保存期間は「完成後五年間」となり、現行の規定では (3) も誤りとなって、誤っているものが 2 つになる。(3) を現行の第9条第7項どおり「元請建設工事事業者等は、…完成後五年間保存するものとする。」に改めた。正答は本試験と同じ (1)。
- 建設業に属する事業を行う者の再生資源の利用に関する判断の基準となるべき事項を定める省令 第9条第1項・第7項(2023年1月1日施行)
- 資源の有効な利用の促進に関する法律 第2条第4項
- 資源の有効な利用の促進に関する法律施行令 別表第二
本試験の原文(改訂前)を見る
- (1)建設工事事業者は、重量が二百トン以上の砕石を搬入する建設工事を施工する場合は、あらかじめ再生資源利用計画を作成しなければならない。
- (2)再生資源とは、使用済物品等又は副産物のうち有用なものであって、原材料として利用することができるもの又は可能性のあるものも含む。
- (3)建設工事事業者は、再生資源利用計画及びその実施状況の記録について、当該建設工事の完成後一年間保存するものとする。
- (4)建設業における再生資源には、土砂、コンクリートの塊又はアスファルト・コンクリートの塊が定められている。
本試験の正答:(1)
改訂は資格試験対策.netが行ったもので、主催者によるものではありません。2026年9月時点の法令・基準にもとづきます。
同じ論点の過去問
令和4年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和4年度(2022年6月26日(日)実施) 問59。現行の法令・基準に照らして一部を改訂しています(本試験の原文は解説の「問題改訂の内容」)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する