令和7年度 問題8論点:安全管理重要度 B未着手

移動式クレーン作業の施工上の留意点

これは2級土木施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年10月26日(日)実施) 問題8の問題です。論点は「安全管理」(重要度B・解答の形は記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。

工事現場において移動式クレーンを用いて作業を行う時,クレーン等安全規則に定められている事業者が実施すべき施工上の留意点について2つ解答欄に記述しなさい。

ただし,玉掛け作業は除く。また,(例)と同一内容は不可とする。

解答欄

0 / 60 字
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本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は本試験の解答欄に入るおおよその量です。「〜する」「〜を行う」の形で、具体的な数値や方法まで書くと要点が入りやすくなります。

正解

留意点 1 模範解答

地盤が軟弱な場所や埋設物のある場所では,必要な広さと強度の鉄板を敷き,その上に移動式クレーンを設置する。

52 字
別解

定格荷重を超える荷重をかけて使用しない。定格荷重は運転者が常に分かるよう表示する。

アウトリガーは原則として最大限に張り出して作業を行う。

上部旋回体と接触するおそれのある箇所への作業従事者の立入りを,表示などで禁止する。

運転について一定の合図を定め,合図を行う者を指名して合図を行わせる。

留意点 2 模範解答

強風のため作業に危険が予想されるときは作業を中止し,転倒のおそれがあればジブの位置を固定する。

47 字
別解

移動式クレーン明細書に記載されたジブの傾斜角の範囲を超えて使用しない。

運転者に,荷をつったままで運転位置を離れさせない。

作業の方法,転倒を防止する方法,労働者の配置と指揮の系統を定め,作業開始前に周知する。

その日の作業開始前に,巻過防止装置・過負荷警報装置・ブレーキ・クラッチ等の機能を点検する。

要点(書けていたものにチェック)留意点 1留意点 2
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。

解き方

  1. クレーン等安全規則 第3章(移動式クレーン)の使用・就業の規定から,玉掛け作業以外の措置を2つ書く。作業の方法等の決定と周知(第66条の2),過負荷の制限(第69条),傾斜角の制限(第70条),定格荷重の表示(第70条の2),軟弱地盤での鉄板の敷設(第70条の3・第70条の4),アウトリガーの最大張出し(第70条の5),合図(第71条),立入禁止(第74条),強風時の作業中止(第74条の3・第74条の4),運転位置からの離脱の禁止(第75条),作業開始前の点検(第78条)など。
  2. 解答欄の(例)と同じ内容は不可なので,観点(転倒防止・過負荷・立入禁止・悪天候・運転者)の違う2つを選ぶ。
引っかけ:玉掛け用具の点検やつり荷の下への立入禁止(玉掛けの方法による規定)など玉掛けに関わる内容は避ける。「安全に注意する」のような抽象的な書き方は得点にならない。
現行法令との関係:本試験後の2026-04-01に,労働安全衛生法の改正(個人事業者等の保護)に伴う省令改正(令和8年厚生労働省令第3号)で,クレーン等安全規則第72条・第74条・第74条の2などの「作業に従事する者」が「作業従事者」に改められた。規定の内容は変わらず,模範解答・別解は現行の用語で書いた。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年10月26日(日)実施) 問題8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する