ネットワーク式・横線式工程表の特徴
これは2級土木施工管理技士 第二次検定 令和3年度(2021年10月24日(日)実施) 問題9の問題です。論点は「工程管理」(重要度B・解答の形は記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
建設工事において用いる次の工程表の特徴について,それぞれ1つずつ解答欄に記述しなさい。
ただし,解答欄の(例)と同一内容は不可とする。
(1) ネットワーク式工程表
(2) 横線式工程表
解答欄
正解
作業の順序と相互の関連を矢線と結合点で表すので,どの作業が遅れると全体の工期が遅れるか(クリティカルパス)がわかる。
58 字各作業の余裕日数(フロート)がわかるので,人員や機械の配分を調整しやすく,遅れが生じたときの対策も立てやすい。
作業数が多く複雑な工事に適するが,作成に熟練を要し,工程の変更による修正にも手間がかかる。
結合点の最早開始時刻と最遅完了時刻を計算して,全体の工期や各作業を始められる時期を求めることができる。
縦軸に工種(作業名),横軸に日数をとって作業期間を横線で表すので,作成が容易で,各作業の開始日・終了日・所要日数がわかりやすい。
64 字作業相互の関連が表れないため,ある作業の遅れが全体の工期にどう影響するかがわかりにくい。
予定の横線の下に実績を記入すれば,工種ごとの進み具合を一目で比較でき,作業数の少ない簡単な工事に適する。
ガントチャート(横軸に達成度)は各作業の進捗率はわかるが,各作業の所要日数や全体の工期はわからない。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- ネットワーク式工程表は,作業(アクティビティ)を矢線,作業の区切り(イベント)を結合点で表し,作業の前後関係,クリティカルパス,余裕日数(フロート)がわかる。作成に熟練を要する。
- 横線式工程表はバーチャート(横軸に日数)とガントチャート(横軸に達成度)の総称で,作成が容易で見やすいが,作業相互の関連や工期に影響する作業はわかりにくい。
- (1)(2)はそれぞれ工程表が決まっている欄なので,答えを入れ替えることはできない。各欄に長所・短所のどちらか1つを書けばよい。
同じ論点の過去問
令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第二次検定 令和3年度(2021年10月24日(日)実施) 問題9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する