横線式・ネットワーク式工程表の特徴
これは2級土木施工管理技士 第二次検定 令和元年度(2019年10月27日(日)実施) 問題9の問題です。論点は「工程管理」(重要度B・解答の形は記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
建設工事において用いる次の工程表の特徴について,それぞれ1つずつ解答欄に記述しなさい。ただし,解答欄の(例)と同一内容は不可とする。
(1) 横線式工程表
(2) ネットワーク式工程表
解答欄
正解
各作業を日程に沿った横線(棒線)で表すため作成が簡単で,工事全体の流れと各作業の着手日・完了日・所要日数が一目でわかる。
60 字作業相互の関連が表されないため,どの作業が遅れると全体の工期に影響するか(重点管理作業)がわかりにくい。
バーチャートは各作業の時期と所要日数がわかるが,ガントチャートは各作業の達成度(%)がわかる代わりに所要日数や工期がわからない。
予定の横線の下に実績を記入していくと,各作業の進み具合を予定と比べて把握できる。
作業の前後関係を矢線と結合点で表すため,作業相互の関連が明確になり,工期を決めるクリティカルパスと重点的に管理すべき作業がわかる。
65 字各作業の最早・最遅の開始時刻と余裕日数(フロート)を計算で求められるので,遅れや工程変更が工期に与える影響を把握でき,工期短縮も検討しやすい。
山積み・山崩しを行うことで,工期全体を通じて労務や機械の使用量を平準化する計画が立てやすい。
複雑で規模の大きい工事の工程管理に適しているが,作成には熟練を要し,手間がかかる。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 横線式工程表には,横軸に日数をとるバーチャートと,横軸に達成度(%)をとるガントチャートがある。作成が容易で見やすいが,作業相互の関連や工期に影響する作業がわかりにくい。
- ネットワーク式工程表は作業の順序関係を矢線(作業)と結合点(イベント)で表し,クリティカルパス・余裕日数・各結合点の最早・最遅時刻がわかる。複雑な工事の管理や工期短縮の検討に適するが,作成に熟練を要する。
- (1)・(2)に長所か短所を1つずつ書く。2つの欄はそれぞれ別の工程表について書くので,答えを入れ替えることはできない。解答欄の(例)は問題冊子にも解答試案にも示されていないので,特徴を複数覚えておき(例)と重ならないものを書く。
同じ論点の過去問
令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第二次検定 令和元年度(2019年10月27日(日)実施) 問題9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する