側溝築造の横線式工程表と全所要日数
これは2級土木施工管理技士 第二次検定 平成30年度(2018年10月28日(日)実施) 問題9の問題です。論点は「工程管理」(重要度B・解答の形は記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
下図のような現場打ちコンクリート側溝を築造する場合,施工手順に基づき工種名を記述し横線式工程表(バーチャート)を作成し,全所要日数を求め解答欄に記入しなさい。
各工種の作業日数は次のとおりとする。
・側壁型枠工5日 ・底版コンクリート打設工1日 ・側壁コンクリート打設工2日
・底版コンクリート養生工3日 ・側壁コンクリート養生工4日 ・基礎工3日
・床掘工5日 ・埋戻し工3日 ・側壁型枠脱型工2日
ただし,床掘工と基礎工については1日の重複作業で,また側壁型枠工と側壁コンクリート打設工についても1日の重複作業で行うものとする。
また,解答用紙に記載されている工種は施工手順として決められたものとする。

解答欄
正解
| 手順1 工種名 | 床掘工(床掘り工 も正解) |
|---|---|
| 手順1 開始 | 1 日目 |
| 手順1 終了 | 5 日目 |
| 手順2 工種名 | 基礎工 |
| 手順2 開始 | 5 日目 |
| 手順2 終了 | 7 日目 |
| 手順3 工種名 | 側壁型枠工 |
| 手順3 開始 | 8 日目 |
| 手順3 終了 | 12 日目 |
| 手順4 工種名 | 側壁コンクリート打設工(側壁コンクリート打設・側壁コンクリート打込み工 も正解) |
| 手順4 開始 | 12 日目 |
| 手順4 終了 | 13 日目 |
| 手順5 工種名 | 側壁コンクリート養生工(側壁コンクリート養生 も正解) |
| 手順5 開始 | 14 日目 |
| 手順5 終了 | 17 日目 |
| 手順6 工種名 | 側壁型枠脱型工(側壁型枠脱型・側壁脱型工・側壁型枠取外し工 も正解) |
| 手順6 開始 | 18 日目 |
| 手順6 終了 | 19 日目 |
| 手順7 工種名 | 底版コンクリート打設工(底版コンクリート打設・底版コンクリート打込み工 も正解) |
| 手順7 開始 | 20 日目 |
| 手順7 終了 | 20 日目 |
| 手順8 工種名 | 底版コンクリート養生工(底版コンクリート養生 も正解) |
| 手順8 開始 | 21 日目 |
| 手順8 終了 | 23 日目 |
| 手順9 工種名 | 埋戻し工(埋め戻し工・埋戻工 も正解) |
| 手順9 開始 | 24 日目 |
| 手順9 終了 | 26 日目 |
| 全所要日数 | 26 日(26日・26 も正解) |
解き方
- 図では左右の側壁が基礎の上まで下りていて,底版は側壁の間に後から打ち込む形になっている(底版の型枠工が工種にないのもこのため)。解答用紙に印刷された工種の並びもこの手順を前提にしている。施工手順は,床掘工→基礎工→側壁型枠工→側壁コンクリート打設工→側壁コンクリート養生工→側壁型枠脱型工→底版コンクリート打設工→底版コンクリート養生工→埋戻し工。どの工種も前の工種が終わらないと始められないので,欄の順番を入れ替えられる答えはない。
- 床掘工は1~5日目。基礎工は床掘工と1日重複させて5~7日目。側壁型枠工8~12日目,側壁コンクリート打設工は型枠工と1日重複させて12~13日目,側壁コンクリート養生工14~17日目,側壁型枠脱型工18~19日目,底版コンクリート打設工20日目,底版コンクリート養生工21~23日目,埋戻し工24~26日目。
- 全所要日数=5+3+5+2+4+2+1+3+3-1-1(重複2か所)=26日。
引っかけ:重複作業の2日を引き忘れると28日になる。底版を先に打つ順にしても日数は26日で同じだが,図の構造(側壁が基礎まで下り,その間に底版がある)と合わない。埋戻しは側壁の型枠を外し,底版まで養生を終えてから行う。
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論点ページ:工程管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第二次検定 平成30年度(2018年10月28日(日)実施) 問題9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する