平成29年度 問題8論点:土工重要度 A未着手

盛土の敷均し・締固めの留意事項

これは2級土木施工管理技士 第二次検定 平成29年度(2017年10月22日(日)実施) 問題8の問題です。論点は「土工」(重要度A・解答の形は記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。

盛土の品質を確保するために行う敷均し及び締固めの施工上の留意事項をそれぞれ解答欄に記述しなさい。

解答欄

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本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は本試験の解答欄に入るおおよその量です。「〜する」「〜を行う」の形で、具体的な数値や方法まで書くと要点が入りやすくなります。

正解

敷均しの施工上の留意事項 模範解答

盛土材料は高まきを避けて水平に薄く均等に敷き均し,1層の締固め後の仕上り厚さが路体では30cm以下,路床では20cm以下となるように敷均し厚さを管理する。

77 字
別解

施工中の盛土面には4~5%程度の横断勾配を付けて雨水を速やかに排水し,降雨が予想されるときは表面を平滑に転圧して雨水の浸透を防ぐ。

含水比が高い材料は,敷き均した後にばっ気乾燥させるなどして含水比を下げ,締固めに適した状態にしてから転圧する。

敷均し厚さは試験施工で締固め機械と土質に合った値を決め,丁張やレベルで層ごとに厚さを確認しながら均等に敷き均す。

締固めの施工上の留意事項 模範解答

盛土材料の含水比を最適含水比付近に調整し,土質に適した締固め機械を用いて,所定の締固め度(例:最大乾燥密度の90%以上)が得られるまで全面を均等に締め固める。

79 字
別解

締固め機械は,砂質土には振動ローラ,粘性土にはタンピングローラやブルドーザなど土質に適したものを選び,締固め回数は試験施工で決める。

法肩付近は締固めが不十分になりやすいので,盛土の幅を計画より広げて締め固め,余分な部分を後で切り取って法面を仕上げる。

橋台やカルバートの背面など大型機械が入りにくい箇所は,薄層で敷き均し,振動コンパクタやタンパなどの小型機械で入念に締め固める。

締固め度などを規定する品質規定方式か,機械の種類と転圧回数を規定する工法規定方式で管理し,過転圧や転圧不足を防ぐ。

要点(書けていたものにチェック)敷均しの施工上の留意事項締固めの施工上の留意事項
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。

解き方

  1. 道路土工 盛土工指針の盛土の施工による。敷均しは1層の締固め後の仕上り厚さを路体30cm以下(敷均し厚さ35~45cm以下),路床20cm以下(同25~30cm以下)とし,薄層で均等に敷き均す。施工中は盛土面に横断勾配を付けて排水する。
  2. 締固めは含水比を最適含水比付近に保ち,土質に適した機械(砂質土は振動ローラ,粘性土はタンピングローラなど)で所定の締固め度が得られるよう均等に締め固める。締固め度は砂置換法やRI法で確かめる(品質規定),または機械と転圧回数を定めて管理する(工法規定)。
引っかけ:敷均しの欄に締固め機械や締固め度のことを書かない(欄ごとに分けて書く)。「十分に締め固める」「均一に敷き均す」だけで終わらせず,厚さ・含水比・締固め度などの数値や具体的な方法まで書く。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第二次検定 平成29年度(2017年10月22日(日)実施) 問題8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する