シールド工法の施工
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 前期(2026年6月7日(日)実施) No.34の問題です。論点は「地下構造物(シールド・推進)」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
シールド工法に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) シールド掘進後は,セグメント外周に空隙が生じるため,地盤の安定後にモルタルを注入する。
解き方
- 土圧式・泥水式などの密閉型シールドは、フード部とガーダー部を隔壁で仕切り、切羽と隔壁の間のチャンバー内の土圧又は泥水圧で切羽の安定を図る。
- シールドのテールを抜けたセグメントの外周には空隙(テールボイド)が生じ、放置すると地山が緩み地表面沈下の原因となる。このため裏込め注入は、掘進と同時又は直後に速やかに行う(トンネル標準示方書[シールド工法編])。
- したがって「地盤の安定後にモルタルを注入する」とする(4)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。密閉型は隔壁でフード部とガーダー部を仕切り、チャンバー内の圧力で切羽を安定させる。
- (2)適当。泥水式は掘削土砂を泥水とともに流体輸送するため、地上に泥水処理設備が必要である。
- (3)適当。土質や土被りの変化に応じて掘進を管理し、土砂の取込み過ぎによる切羽の緩みを防ぐ。
- (4)適当でない。裏込め注入は地山の緩みや沈下を防ぐため、掘進と同時又は直後に速やかに行う。
引っかけ:「地盤の安定後」はもっともらしく見えるが、空隙を残したまま待つと地盤が緩んで沈下するので逆である。
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論点ページ:地下構造物(シールド・推進)の要点この論点の出題実績とよくある間違い
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 前期(2026年6月7日(日)実施) No.34。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する