各種コンクリート(寒中・マス・高強度・水中)
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年10月26日(日)実施) No.12の問題です。論点は「コンクリートの施工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
各種のコンクリートに関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) マスコンクリートでは,セメントのアルカリシリカ反応による構造物の温度応力に伴うひび割れに対する注意が必要である。
解き方
- マスコンクリートで注意すべきは,セメントの水和熱による温度上昇・降下に伴う温度応力と,それによる温度ひび割れである。
- アルカリシリカ反応は骨材中の反応性鉱物とアルカリの化学反応による劣化であり,温度応力の原因ではないので(2)が適当でない。
- コンクリート標準示方書[施工編]では,寒中コンクリートは日平均気温4℃以下,高強度コンクリートは設計基準強度50〜100N/mm²を対象とする。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。日平均気温が4℃以下になると想定されるときは寒中コンクリートとして施工する。
- (2)適当でない。温度応力の原因はアルカリシリカ反応ではなく,セメントの水和熱である。
- (3)適当。示方書では設計基準強度50〜100N/mm²のコンクリートを高強度コンクリートとする。
- (4)適当。水中では材料分離を防ぐため,原則としてトレミー管またはポンプで打ち込む。
引っかけ:「アルカリシリカ反応」と「水和熱」はどちらもセメント由来に見えるが,温度応力・温度ひび割れの原因は水和熱である。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年10月26日(日)実施) No.12。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する