地すべり防止工(抑制工・抑止工)
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月1日(日)実施) No.23の問題です。論点は「砂防・地すべり」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
地すべり防止工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 排水トンネル工は,原則として安定した地盤にトンネルを設け,ここから帯水層に向けてボーリングを行い,トンネルを使って排水する工法であり,抑止工に分類される。
解き方
- 地すべり防止工は、地形や地下水の状態などの自然条件を変化させて滑動力を低減する抑制工と、構造物の抵抗力で滑動を止める抑止工に分けられる。
- 排水トンネル工は地下水排除工の一つで、地下水を排除して間隙水圧を下げる抑制工に分類される。
- 排土工・水路工(地表水排除工)は抑制工、アンカー工・杭工は抑止工である。よって (3) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。排土工は頭部の不安定な土塊を排除して滑動力を減らす抑制工である。
- (2)適当。水路工は地表水排除工であり、抑制工に分類される。
- (3)適当でない。排水トンネル工は地下水排除工であり、抑制工に分類される。
- (4)適当。アンカー工は鋼材の引張力で滑動を抑える抑止工である。
引っかけ:「トンネル」という構造物を造るため抑止工と誤解しやすいが、目的は地下水の排除であり抑制工である。
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論点ページ:砂防・地すべりの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月1日(日)実施) No.23。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する