砂防えん堤の構造(袖・水通し・前庭保護工)
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度 後期(2022年10月23日(日)実施) No.17の問題です。論点は「砂防・地すべり」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
砂防えん堤に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 前庭保護工は,堤体への土石流の直撃を防ぐために設けられる構造物である。
解き方
- 前庭保護工は、本えん堤からの落下水による下流の河床の洗掘を防止し、えん堤の基礎を保護するために設ける副えん堤・水たたき・側壁護岸等の構造物である。
- 土石流の直撃を防ぐものではないので(1)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。前庭保護工は、落下水による堤体下流の洗掘を防ぐために設ける。
- (2)適当。袖は洪水を越流させない構造とし、両岸に向かって上り勾配とする。
- (3)適当。側壁護岸は落下水による左右の法面(渓岸)の侵食を防ぐ。
- (4)適当。水通しは越流流量を流せる大きさとし、断面は逆台形とする。
引っかけ:前庭保護工は堤体の「下流側」の構造物。上流からの土石流を受けるのは本えん堤である。
同じ論点の過去問
令和8年度 後期 No.22砂防堰堤の構造
令和8年度 後期 No.23地すべり防止工
令和8年度 前期 No.22砂防堰堤の構造と各部
令和8年度 前期 No.23地すべり防止工の工法
令和7年度 後期 No.22砂防堰堤
論点ページ:砂防・地すべりの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度 後期(2022年10月23日(日)実施) No.17。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する