下水道管渠の更生工法
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月6日(日)実施) No.31の問題です。論点は「下水道」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下水道管渠の更生工法に関する下記の(イ),(ロ)の説明とその工法名の次の組合せのうち,適当なものはどれか。
(イ) 既設管渠内に表面部材となる硬質塩化ビニル材等をかん合して製管し,製管させた樹脂パイプと既設管渠との間隙にモルタル等の充填材を注入することで管を構築する。
(ロ) 既設管渠より小さな管径の工場製作された二次製品の管渠を牽引・挿入し,間隙にモルタル等の充填材を注入することで管を構築する。
解答欄
正解
正解:(4) (イ) 製管工法 ― (ロ) さや管工法
解き方
- 製管工法は、既設管渠内に硬質塩化ビニル材等の表面部材をかん合しながら製管し、既設管渠との間隙にモルタル等の充填材を注入して管を構築する工法で、(イ) がこれに当たる。
- さや管工法は、既設管渠より小さな管径の工場製作された二次製品(さや管)を牽引・挿入し、間隙に充填材を注入して管を構築する工法で、(ロ) がこれに当たる。
- 形成工法は、熱硬化性樹脂を含浸させた材料や熱可塑性樹脂の更生材を既設管渠内に引き込み、加圧・加熱等で拡張・硬化させて管を構築する工法である。したがって (4) が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。(イ) は形成工法ではなく製管工法である。
- (2)適当でない。(ロ) は形成工法ではなくさや管工法である。
- (3)適当でない。(イ) は製管工法、(ロ) はさや管工法である。
- (4)適当。(イ) は製管工法、(ロ) はさや管工法である。
引っかけ:(ロ) の「工場製作された二次製品を牽引・挿入」がさや管工法の目印である。形成工法は、更生材を現場で拡張・硬化させる点で区別する。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月6日(日)実施) No.31。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する