下水道管路の耐震性能確保の対策
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度 後期(2019年10月27日(日)実施) No.31の問題です。論点は「下水道」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下水道管路の耐震性能を確保するための対策に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) マンホールの沈下のみの抑制。
解き方
- 下水道施設の耐震対策指針と解説(日本下水道協会)は、管路施設の耐震対策として、マンホールと管きょの接続部への可とう継手の設置、地震時の地盤変位や応力変化に抵抗できる管材・継手の選定、埋戻し土の液状化対策などを挙げている。
- 液状化が起きると、マンホールは周囲の地盤より見かけの比重が小さいため浮き上がる。対策の対象はマンホールの浮上であり、「沈下のみの抑制」とした(3)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。接続部に可とう継手を設け、地盤の変位によるずれや抜出しを吸収する。
- (2)適当。地震時の応力変化や変位に抵抗できる管材・継手を選ぶ。
- (3)適当でない。液状化時に問題となるのはマンホールの浮上で、浮上を抑制する対策をとる。
- (4)適当。埋戻し土の締固め、砕石による埋戻し、固化などで液状化を防ぐ。
引っかけ:液状化した地盤ではマンホールは沈むのではなく浮き上がる。「のみ」のように対象を限る語にも注意する。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度 後期(2019年10月27日(日)実施) No.31。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する