鉄筋位置を推定する非破壊試験
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題B No.34の問題です。論点は「品質管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄筋コンクリート構造物の品質管理におけるコンクリート中の鉄筋位置を推定する非破壊試験に関する下記の文章中の[ ]の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものは次のうちどれか。
かぶりの大きい橋梁下部構造の鉄筋位置を推定する場合,[ (イ) ]が,[ (ロ) ]より適する。
[ (イ) ]は,コンクリートが[ (ハ) ],測定が困難になる可能性がある。
[ (ロ) ]において,かぶりの大きさを測定する場合,鉄筋間隔が設計かぶりの[ (ニ) ]の場合は補正が必要になる。
解答欄
正解
正解:(3) (イ) 電磁波レーダ法 ― (ロ) 電磁誘導法 ― (ハ) 水を多く含んでいると ― (ニ) 1.5倍以下
解き方
- 国土交通省「非破壊試験によるコンクリート構造物中の配筋状態及びかぶり測定要領」では、かぶりの大きい橋梁下部構造は電磁波レーダ法、上部構造は電磁誘導法を標準としている。
- 電磁波レーダ法はコンクリートの比誘電率が含水状態で変わり、脱型直後や雨天直後など水を多く含んでいると測定が難しくなる。電磁誘導法では、鉄筋間隔が設計かぶりの1.5倍以下のとき近接鉄筋の影響を補正する。
- よって(3)の組合せが適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。(ハ)は水を多く含んでいると、(ニ)は1.5倍以下である。
- (2)適当でない。(イ)(ロ)が逆で、(ニ)は1.5倍以下である。
- (3)適当。電磁波レーダ法、電磁誘導法、水を多く含んでいると、1.5倍以下の組合せである。
- (4)適当でない。(イ)(ロ)が逆で、(ハ)は水を多く含んでいると、である。
引っかけ:鉄筋間隔が狭いほど隣の鉄筋の影響が大きくなるので、補正が必要なのは「1.5倍以下」である。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題B No.34。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する