山岳トンネルの掘削工法
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題A No.35の問題です。論点は「トンネル」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
トンネルの山岳工法における掘削工法に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 全断面工法は,地質が安定しない地山等で採用され,施工途中での地山条件の変化に対する順応性が高い。
解き方
- 全断面工法は切羽全体を一度に掘削するため、大型機械による高能率施工ができるが、切羽の自立性が高い安定した地山でなければ採用できない(トンネル標準示方書[山岳工法編])。
- 施工途中で地山条件が悪化すると他工法への変更が難しく、地山条件の変化への順応性は低い。よって(4)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。断面内の導坑は前方の地質確認や水抜きに有効で、頂設・中央・底設導坑等がある。
- (2)適当。上部半断面と下部半断面に分割して掘進し、地山の良否に応じてベンチ長を決める。
- (3)適当。補助ベンチで切羽の安定を図り、変位・沈下抑制のため一次インバートを早期施工することがある。
- (4)適当でない。全断面工法は安定した地山で採用し、地山条件の変化への順応性は低い。
引っかけ:全断面工法・ベンチカット工法・導坑先進工法の適用地山(良好〜不良)の順序を押さえる。
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論点ページ:トンネルの要点この論点の出題実績とよくある間違い
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題A No.35。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する