令和3年度 問題A No.57論点:河川法重要度 C配点 1点未着手

河川区域内の工事の手続き

これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.57の問題です。論点は「河川法」(重要度C・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

河川管理者以外の者が,河川区域内(高規格堤防特別区域を除く)で工事を行う場合の手続きに関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(1) 河川管理者の許可を受けて設置されている取水施設の機能維持するための取水口付近の土砂等の撤去は,河川管理者の許可を受ける必要がある。

解き方

  1. 河川法第27条第1項ただし書と河川法施行令第15条の4第1項第2号により、許可を受けて設置された取水施設又は排水施設の機能を維持するために行う取水口又は排水口付近に積もった土砂等の排除は、許可を要しない軽易な行為である。
  2. (1)は許可が必要としている点が誤りである。仮設の資材置き場は第24条(土地の占用)、土地の掘削・盛土は民有地でも第27条、上空を通過する電線等は第24条・第26条の許可が必要である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)誤り。取水口付近の土砂等の排除は、施行令第15条の4で許可を要しない軽易な行為である。
  2. (2)正しい。一時的な仮設の資材置き場であっても、第24条の土地の占用の許可が必要である。
  3. (3)正しい。第27条の土地の形状変更の許可は、河川区域内の民有地にも適用される。
  4. (4)正しい。河川区域の上空を通過する電線等を設置する場合も、河川管理者の許可が必要である。
引っかけ:河川区域内では民有地でも工作物の新築(第26条)や土地の掘削(第27条)に許可が要る。一方で、許可を受けた取水施設の機能維持のための土砂排除は許可不要という例外を覚える。

同じ論点の過去問

令和3年度の前後の問題

1級土木施工管理技士 第一次検定 過去問一覧(回別・論点別)

出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.57。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する