山岳トンネルの補助工法
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.35の問題です。論点は「トンネル」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
トンネルの山岳工法における補助工法に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 地下水対策のための補助工法は,地下水が多い場合に,穿孔した孔を利用して水を抜き,水圧,地下水位を下げる方法として,止水注入工法がある。
解き方
- 地下水対策の補助工法のうち、穿孔した孔を利用して水を抜き、水圧や地下水位を下げるのは水抜きボーリングであり、同じ排水工法にウェルポイント工法、ディープウェル工法がある(トンネル標準示方書[山岳工法編])。
- 止水注入工法は、薬液等を注入して地山の透水性を下げ、湧水を止める止水(遮水)の工法であるため、(2)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。天端部の安定対策としてフォアポーリングや長尺フォアパイリングがある。
- (2)適当でない。孔から水を抜くのは水抜きボーリング。止水注入工法は透水性を下げる工法である。
- (3)適当。パイプルーフ工法は鋼管の剛性で周辺地山を補強し、地表面沈下を抑える。
- (4)適当。遮断壁工法で既設構造物とトンネル間を遮断し、変位や地下水低下の伝搬を抑える。
引っかけ:地下水対策には、水を抜く排水工法(水抜きボーリング、ウェルポイント、ディープウェル)と、水を止める止水工法(注入、凍結)の2系統がある。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.35。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する