ネットワーク式工程表(工期・クリティカルパス)
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題B No.12の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 4 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図のネットワーク式工程表に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
ただし,図中のイベント間のA〜Kは作業内容,日数は作業日数を表す。

解答欄
正解
正解:(3) ①→⑥→⑦→⑧の作業余裕日数は1日である。
解き方
- 各結合点の最早開始時刻は、①5日、②10日、③15日、④16日、⑤=max(15+7, 16+5)=22日、⑥7日、⑦14日、⑧=max(14+7, ダミー⑤→⑧の22)=22日、⑨=max(22+6, 22+4)=28日となる。
- 工期は28日、クリティカルパスは⓪→①→②→③→⑤→⑨(A→B→C→D→J)である。
- ①→⑥→⑦→⑧の所要日数は2+7+7=16日で、①から⑧までの最長経路①→②→③→⑤→⑧の17日との差は1日であり、この経路の作業余裕日数は1日となる。
- 作業Kの最早開始日は結合点⑧の最早開始時刻である22日である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。最早開始時刻を計算すると工期は28日である。
- (2)適当でない。クリティカルパスは⓪→①→②→③→⑤→⑨である。
- (3)適当。⑧までの最長経路17日に対し、①→⑥→⑦→⑧は16日で余裕は1日である。
- (4)適当でない。作業Kの最早開始日は22日で、26日は最早終了日である。
引っかけ:ダミー⑤→⑧を見落とすと⑧の最早時刻を21日と誤る。なお作業Kにも2日の余裕があるため、①→⑥→⑦→⑧の全余裕(トータルフロート)は3日であり、(3)の1日は⑧の最早時刻に対する自由余裕である。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題B No.12。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する