フィルダムの施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.34の問題です。論点は「ダム」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
フィルダムの施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) フィルダムの基礎掘削は,遮水ゾーンと透水ゾーン及び半透水ゾーンとでは要求される条件が異なり,遮水ゾーンの基礎の掘削は所要のせん断強度が得られるまで掘削する。
解き方
- フィルダムの基礎掘削は、ゾーンごとに要求条件が異なる。遮水ゾーンの基礎は浸透路長が短くパイピングのおそれがあるので、所要の遮水性(止水性)が得られるまで掘削する。
- 所要のせん断強度が得られるまで掘削するのは、堤体の安定を受け持つ透水ゾーン・半透水ゾーンの基礎である。よって (2) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。遮水ゾーン上の走行は過転圧やせん断破壊を招くので最小限とする。
- (2)適当でない。正しくは遮水ゾーンの基礎は所要の遮水性が得られるまで掘削する。
- (3)適当。遮水材料の転圧は、近年は振動ローラ(振動タンピングローラ等)が多い。
- (4)適当。敷均しはダム軸方向に行い、均等な厚さに仕上げる。
引っかけ:「遮水ゾーン=遮水性」「透水ゾーン=せん断強度」の対応を入れ替えた記述に注意する。
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論点ページ:ダムの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.34。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する