山岳トンネルの支保工の施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.35の問題です。論点は「トンネル」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
トンネルの山岳工法における支保工の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 吹付けコンクリートは,覆工コンクリートのひび割れを防止するために,吹付け面にできるだけ凹凸を残すように仕上げなければならない。
解き方
- トンネル標準示方書(山岳工法編)では、吹付けコンクリートの仕上げ面は、防水シートの破損や覆工コンクリートの拘束によるひび割れを防ぐため、できるだけ凹凸を少なく平滑に仕上げるとしている。
- 凹凸を残すと覆工が拘束されてひび割れが生じやすくなる。よって (1) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。正しくは覆工のひび割れを防ぐため吹付け面はできるだけ平滑に仕上げる。
- (2)適当。掘削後速やかに施工し、支保工と地山を密着・一体化させる。
- (3)適当。巻厚確保のため誤差や変位を見込み、上げ越し・広げ越しをして大きめに製作する。
- (4)適当。定着後、プレートが掘削面や吹付け面に密着するようナットで固定する。
引っかけ:「付着をよくするため凹凸を残す」と考えがちだが、覆工との境界は平滑にして拘束を減らすのが正しい。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.40山岳トンネルの掘削工法
令和8年度 問題A No.41山岳トンネルの覆工コンクリート
令和7年度 問題A No.40山岳トンネルの掘削工法
令和7年度 問題A No.41山岳トンネルの覆工コンクリートの施工
令和6年度 問題A No.40山岳トンネルの掘削工法
論点ページ:トンネルの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.35。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する