施工経験記述
重要度 A問題1で出題過去問 9問
施工経験記述は、2級電気工事施工管理技士 第二次検定の平成29年度〜令和7年度(9回)のうち9回で出題された論点です(収録77問中9問・重要度A)。出題されるのは問題1です。
要点:自分が経験した電気工事(令和6年度からは示された条件の電気工事)について、工程管理・品質管理・安全管理のテーマで、留意した事項とその理由、行った対策を書く。
覚える要点
- 令和5年度までは自分が経験した電気工事を1つ選び、工事名・工事場所・電気工事の概要・工期・あなたの立場・担当した業務の内容を書いた。概要には建物や施設の規模と、電気設備の種類・容量・数量を入れ、1-2で書く作業がその工事に含まれているようにする
- テーマは安全管理(H29・R1・R3・R5・R7)と工程管理(H30・R2・R4・R6)が交互に出ている。留意した事項とその理由を2つあげ、事項ごとに対策又は処置を書く
- 令和6年度からは工事概要の欄がなく、示された条件について「あなたの経験を踏まえ」書く。問A・問Bから1つを選ぶ(R6 屋外の作業がある工事/土日祝日のみ施工できる工事、R7 運用中で大勢の来客がある現場/関連工事と輻輳する現場)。条件だから生じる問題を書き、電気工事に附帯する工事を主体に書かない
- 留意事項には、その現場の条件から何が問題になると考えたか(理由)を必ず添え、対策は誰が・いつ・何を・どのようにしたかを方法・時期・数値・確認の手段で書く。2つの対策は内容が重ならないようにする
- 安全管理では保護帽・墜落制止用器具の着用のみの記述は配点されない。高さ2m以上の作業の手すり付き移動式足場、充電範囲の周知と絶縁用防具・表示・検電、来客のある現場の区画・立入禁止・監視員、輻輳する現場の作業間の連絡調整と上下作業の禁止など、措置として書く
- 工程管理では、屋外なら天候の予備日・作業の振替え・埋設物の事前調査、作業日が限られるなら作業の分割・平日の段取り・資材とメーカーの事前手配など、条件に結び付いた対策を書く。「工程表を作成した」「注意した」「徹底した」だけでは具体性に欠ける
- 当サイトの記述例は、留意事項と理由80字程度、対策又は処置100字程度(令和5年度までの工事概要は120字程度)
勉強のしかた:毎年必須の問題1で、令和6年度から示された条件について書く形に変わった。安全管理と工程管理が隔年で交互に出ているので、次の令和8年度は工程管理の可能性が高い。運用中の施設・屋外・休日施工・関連工事との輻輳など条件ごとに、留意事項と理由・対策を2つずつ書けるよう準備し、具体的な措置(数値・方法・確認)で書く練習をする。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、施工経験記述で間違えやすい点を集めました。
- 令和7年度 問題1:条件と関係のない一般的な安全対策だけを書くと点になりにくい。問Aは「来客(第三者)」,問Bは「他の工事の作業員との混在」が条件の要点。
- 令和6年度 問題1:条件(屋外/土日祝日のみ)と関係のない一般的な工程管理(「工程表を作成した」だけなど)や,安全管理・品質管理の話は点になりにくい。問Aと問Bの記述を混ぜない。
- 令和5年度 問題1:工事概要と1-2の内容が合っていない(概要に無い設備の作業を書く),留意事項と対策がかみ合っていない,対策が「注意した」「徹底した」だけで具体性がない記述は減点されやすい。
- 令和元年度 問題1:工事概要と1-2の内容が合っていない(概要に無い設備の作業を書く),留意事項と対策がかみ合っていない,対策が「注意した」「徹底した」だけで具体性がない記述は減点されやすい。この年度から,保護帽・安全帯(要求性能墜落制止用器具)の着用のみの記述は配点しないと明記された。
この論点の問題
施工経験記述(安全管理。問A 運用中で大勢の来客がある現場/問B 関連工事と輻輳する現場)令和7年度 問題1
施工経験記述(工程管理。問A 屋外の作業のある電気工事/問B 土日祝日のみ施工が可能な電気工事)令和6年度 問題1
経験記述(安全管理)令和5年度 問題1
経験記述(工程管理)令和4年度 問題1
経験記述(安全管理)令和3年度 問題1
経験記述(工程管理)令和2年度 問題1
経験記述(安全管理)令和元年度 問題1
経験記述(工程管理)平成30年度 問題1
経験記述(安全管理)平成29年度 問題1
出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和7年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。